pip + virtualenvユーザ向けpipenv導入メモ

2018年においてpipenvがされに便利と聞いたので、
Windowsでの開発環境での使い方についてまとめてみる。

2018年のPythonプロジェクトのはじめかた

pipenvの理解

• pipenv
  • python仮想環境、実行環境のインストール

と覚えています。

つまり、pipenv=pip+virtualenvですね

※似たような名前で「pyenv」もありますが、別物です。こちらはpython本体のパッケージ管理

使用例

pip+virtualenvの場合

mkdir work
cd work
virtualenv env
.env\Script\activate.bat
(env)pip install pylint
(env)pip freeze > requirements.txt

pipenvの場合

mkdir work
cd work
pipenv install
pipenv shell
(work)pipenv install pylint

VSCodeでもちゃんと仮想環境を認識してくれる。
また、わざわざ「pip freeze」を実行しなくても、インストールしたパッケージは
Pipfileに記録される。

このPipfileがある状態で「pipenv install」をすると、パッケージインストールまでしてくれる

virtualenvと同じようにプロジェクトディレクトリ以下に仮想環境をインストールしたい

環境変数「PIPENV_VENV_IN_PROJECT」を追加し、値に「true」を設定する。

VSCodeでPowerShellにて仮想環境をアクティベートするときにエラーがでる

パーミッションの問題の可能性。
PowerShellを起動して「Get-ExecutionPolicy」を実行して「Restricted」がでたらギルティ。
セキュリティ上問題がないのであれば「RemoteSigned」に変更する
変更するときはPowerShellで「Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned」（権限があれば実行できる）