背景
AWSのサービスということもあり、コードレビューの自動化やCI/CD等AWSの他のサービスと組み合わせたアーキテクトが便利というCodeCommit。
これまでリポジトリ管理にGitBucketやGitHubを使ってきましたが、CodeCommitを始めて使いにくいと感じた点を少ないですがまとめました。
使いづらい点
遅い
どの操作をするにも体感遅いです。これは時と場合によるかも。
追記:概ね改善された気がします。
### プルリクのコメントが改行されない
全て1行で表示されてしまい見にくいです。
差分を表示できない
エラー『違いを表示できません。個別のファイルが大きすぎて表示できないか、ファイル間の全体的な違いが複雑すぎます。』と表示される場合がある。これは致命的です。ソース管理を奇麗にしろとも取れますが、基準が曖昧ですし不親切に感じます。
追記:ファイルの行数を3250行以下にしないと当該エラーが発生する。開発チームに連携した上で対応有無・時期未定とAWS公式回答。
cf. AWS CodeCommit のクォータ
cf. 公式フォーラムで未解決らしい
マージする際に作成者名とEメールアドレスを毎回入力させられる
「スカッシュしてマージ」「3ウェイマージ」を選択した際は必須入力です。
せめてIAMユーザーを検索・選択できるようにしてくれればいいのに…
ソースコード内の日本語をブラウザの検索機能では検索できない
英語は検索に引っ掛かります。(「コード」から表示した場合のみで、プルリクエストの日本語は検索出来た。)
プルリクエストに対して、マージ先の最新のソースを取り込む機能がない
GitBucketにあったこんな機能です。これがないとレビューの度に最新のソースを取り込んでからPUSHし直してもらう必要があったりします。
因みにGitBucketの場合に、同じ個所に表示される競合(コンフリ)が発生した際のUIも分かりやすくて好きです。
別のリポジトリ管理を使う
セキュリティ要件を満たすために完全プライベートリポジトリに絞ると、GitLab(CodeGuruには対応していない)とかでしょうか。これいいよというのがあればご教授頂きたいです。