自動化の設計をする際に入力フォーマットや環境に気を付けましょう。なるべく自動化しやすい入力と環境を用意することが、後々管理と運用の省エネ化につながります。
入力フォーマットによる自動化の難易度
難易度低
- Excelブック
- CSVファイル
- テキストファイル
- 電子メール
- XML
- データベース
難易度中
- Word文書
- テキスト情報が埋め込まれたPDF
難易度高
- 紙からスキャンされたままのPDF
- 手書き文字が取り込まれたPDF
- PowerPointプレゼンテーション
自動化が難しくなる代表的なケース
以下のような環境が含まれそうな場合は、なるべく回避して入らないように設計しましょう。
- 複数のウィンドウに同じタイトルがついている場合、もしくはタイトルがない場合
- 不要なさまざまなウィンドが表示されている場合 (不必要なものは自動化実行前にすべて閉じて置き、自動化実行後は自動化によって開かれたすべてのウィンドウを閉じること。利用するウィンドウは起動後にすぐ最大化しておくのも手。)
- 実行デバイスによって解像度が異なる場合
- 実行デバイスによってOS、IEバージョン、Officeバージョン等のソフトウェアバージョンが異なる場合
- マルチモニター環境
- インタラクティブなFlashフォーム
- マシンパフォーマンスやデータ処理のウェイトによって遅延が出る場合、デバイスごとに異なる場合
- ドラッグ & ドロップの操作、マウスホイールの操作 (マウスポインタを動かしたりクリックさせる場合)