いろいろ思うところがあって始めたMySQL闇歴史 Advent Calendar。昔話ばかりだからサクッと書けると思いきや、念のための調べ物に手間取ったり、そこから意外な現状を発見したりで書くのに時間がかかったけど面白かった。ぶっちゃけこれでも本当に笑えないような闇が深すぎる話は書いてない。
昔話なんて誰も興味ないかな、とか思わず手短にストレートにぶっちゃけた方がいいのだろう。無知のまま失礼な言動を振りかざして開発チームからこっちに「あいつはなんなんだ?」みたいなことを言われることになるよりよさげ。企業として開発している製品である以上、GitHub含めて表に出ている情報なんてごく一部だし、バグデータベースも公開されてる情報だけではいろいろ経緯が見えないことも多すぎるし。
↑バグデータベースにログインしない状態で hypergraph で検索した結果
↑バグデータベースに開発者としてログインした状態で hypergraph で検索した結果(項目は画像加工でマスク)
今回取り上げなかったけど次点だったのがLaunchpad上のMySQLのページ。
https://launchpad.net/mysql
2015年ごろまではここにもコミュニティ向けの情報が集められていたので、特にプロジェクトのところがネタの宝庫になっていて気になるものが散見される。
ほかに思いついたネタは以下の通り。
- SunによるMySQL発表の現場で起きた騒動のあれやこれ
- OracleによるSun発表の現場で起きた騒動のあれやこれ
- MySQL社の謎の出張旅費規程
- リファレンスマニュアルの隣接著作権
- 「私たちの」フォーク
- 約束された未来だったはずのフォーク
- 幻のMySQLアプライアンス
面白かったけど来年はもういいかな。っていうかそもそも一人でアドベントカレンダーが完走できるほど闇が積み上がっていただきたくない。
最後までお読みいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
メリークリスマス&よいお年を!