現在MySQL開発チームが提供するGUIクライアントといえばMySQL Workbenchと開発中のMySQL Shell for VS Codeである。2005年9月にMySQL WorkbenchがGAリリースとなる前は、MySQL GUI ToolsというMySQL Administrator, MySQL Query BrowserとMySQL Migration Toolkitの3本セットだった。
知名度:★★☆☆☆
闇度 :★☆☆☆☆
3本柱度:★★★☆☆
懐かしのMySQL Administratorのスクリーンショット
いまでもアーカイブのサイトからダウンロード可能だがそこにもカオスの片鱗が。
https://downloads.mysql.com/archives/gui/
MySQL GUI Toolsの最後の方のマイナーバージョンはWindows版しかないが、5.0.12はWindows以外にも各種LinuxディストリビューションやMac OS X版もある。単品だったAdministratorやQuery BrowserもマイナーバージョンによってOSがまちまちだったりするのでそういうものらしい。
ソースコード的にはそれぞれカオス感があってJavaでアプリが書かれていて中でLuaのスクリプトが動いてたりするのがある。が、これら3本の中で最もカオスなのがMySQL Migration Toolkitで、GUIはDelphi(懐っ!)で書かれているがDB接続には各データベースのJDBCドライバを使うようになってる。当時としては最適な実装方法だったんだろう。