MySQL 6.0で実現できなかった機能の実装やアーキテクチャの見直しを行ったオープンソースのプロジェクトがDrizzleである。旧MySQL社のアーキテクチャだった人物や 当時元気 だったmixiのエンジニアなどが立ち上げ、2011年3月に正式リリース。
https://www.publickey1.jp/blog/11/mysqldrizzle_1.html
知名度:★★★☆☆
闇度 :★★★☆☆
霧雨のように消えていった度:★★★★★
マイクロカーネル的なアーキテクチャを採用したり、Web系サービスで必要な機能のみを実装。レガシーな感もあるストアドプロシージャなどを廃したのは分かるが、性能のオーバーヘッドを排除するためにアクセス制御機能を捨てて他の仕組みでデータ保護をしろという大胆すぎる発想だった。レプリケーションのメッセージはGoogleのProtocol Buffersのライブラリを使っていたためMySQLだけでなくApache Cassandraなど対してもレプリケーション可能になる可能性があったとか。
2013年末までには新規開発をしないメンテナンスモードとなり、2016年にプロジェクト終了となった。