概要
基本情報や応用情報でも出てくるテスト技法です。
プログラミングの事ばかり勉強していると疎かになりがちな知識なので
復習をするためのアウトプットです。
前回:同値分析法
境界値分析
同値分割法の拡張で、パーティションが数値または順序付け可能な値で構成される場合だけ使用できる。パーティションの最小値及び最大値が境界値である。
最大値と最小値を選んでテストする
例)
1桁の正の整数2個を足し算
function add(num1, num2) {
if (num1 < 1 || num1 > 9 || num2 < 1 || num2 > 9) {
// バリデーション
throw new Error('valid');
}
return num1 + num2;
}
無効同値パーティション
9 < x
最小値:10
add(1, 10); // Error: valid
add(10, 1); // Error: valid
x < 1
最大値:0
add(1, 0); // Error: valid
add(0, 1); // Error: valid
有効同値パーティション
1 < x < 9
最小値:1
最大値:9
add(1, 1); // 2
add(9, 9); //18
ポイント
境界に対する記述ミスや解釈ミスに起因する欠陥を狙う
例)
不等号<
等の記述ミス