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Struts における役割整理メモ

Last updated at Posted at 2020-05-08

Struts で提供される代表的なコンポーネント紹介

Controller

ActionServlt

javax.servlet.http.HttpServlet を拡張したクラスです。純粋にコントローラとして働き、クライアントからの要求を一元的に受け取り、処理を適切なアクション・クラスに委譲し、結果をビューの役割を果たす JSP などに渡す。

ActionMapping

アクション・マッピングは要求された URL パターンに対して、アクション・クラスの完全限定名をマッピングしており、ビジネスロジックをカプセル化したアクション・クラスへのマッピングと、応答先であるJSP へのマッピングを行う。アクション・マッピングを介して、ビューとコントローラは独立性を保つことができる。

Action

Action クラスは、要求に対して、対応するビーンなどで実装されたビジネス・ロジックの処理をハンドリングされる。アクション・サーブレットによって、アクション・クラスの execute() メソッドが呼び出され、この中で、認証、バリデーションなどの処理を実行して、適切なビジネスロジックを呼び出す。

ActionForward

アクション・クラスの execute() メソッドの戻り値型は ActionForward クラスです。このクラスは、アクション・サーブレットに対して、次に制御をどこに渡すのかを指示するものです。このフォワード先も、マッピングと同様に構成ファイル struts-config.xml に記述して使います。

Model

アクション・クラスから呼び出されるビジネス・ロジックがどのように実装されるかについて、Struts は規定しない。

View

ActionForm

クライアント要求のフォーム情報を保持して、アクション、ビジネスロジック、ビュー間でやり取りするのに使われるものです。

DynaActionForm

ActionForm クラスの簡易クラスです。struts-config.xml の form-bean 要素によって生成され,
特別な処理が必要ない場合は、 ActionForm クラスを継承したサブクラスを実装するよりも、こちらの方が簡単で良いです。

MessageResources

Struts ではメッセージのローカライズの思想に基づく。また、フィールドのラベルやメッセージを MessageRecourcesから取得するもので、メッセージやラベルを一元管理する仕組みを提供。

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