とにかく急ぎでWordpress環境を作る必要があったので、AWS(Lightsail)を使ったWordpress環境構築を行いました。
プロセス
- AWSのアカウントを作る
- インスタンスを作成する
- WordPressを確認する
- Wordpress管理画面に入る
- FTPソフトを使ってサーバーにアクセスする
AWSのアカウントを作る
AWSアカウントが無い時点で40秒で用意するのはまず無理なのですが、アカウントがないと事が始まらないので無い人は作りましょう。
https://aws.amazon.com/jp/register-flow/
こちらのページの手順に沿って行えば特に問題はありません。アカウント作成の際、クレジットカード情報の登録が必要になります。
インスタンスを作成する
アカウントを作成し、無事コンソール画面にログインできたら、サービスの中から「Lightsail」を選びます。
AWSのコンソール画面とは打って変わってポップな画面が表示されます。
「インスタンスの作成」をクリックして次に進みましょう。
インスタンスロケーションやインスタンスイメージは特に変更する必要はありません。
Linux & Wordpressを選択しましょう。
その他の設定も特に変更はしません。
インスタンスプランはとりあえず一番安い月5ドルでいきましょう。
インスタンスの名前をデフォルトのままでOKです。
最後に画面下の「作成」をクリックしましょう。
WordPressを確認する
さあインスタンスができました。しばらく待つと保留中の表示が実行中になります。
表示が実行中になったらインスタンス名をクリックしてインスタンスの詳細を見ましょう。
パブリックIPをブラウザのアドレスバーにコピペしてWordpressが動いているか確認します。
ここまで2分15秒。インスタンスが立ち上がるのを待っていた時間が大きかった。全然40秒じゃないので記事タイトル通りではないのですが、そこはまあ40秒でやろうとした心意気を汲んでいいただければ幸いです。
Wordpress管理画面に入る
すでに40秒を軽く超えているのであれですが、せっかくなのでもう少し進めて見ます。
Wordpressを表示させただけでは記事の投稿も何もできないので、管理画面にログインする必要があります。
ログインにはユーザー名とパスワードが必要ですが、こちらは以下のファイルに明記されています。
/home/bitnami/bitnami_credentials
サーバーにアクセスしてファイルの中身を確認して見ましょう。
Lightsailでは以下の「SSHを使用して接続」のボタンを押すだけで簡単にサーバーにアクセスできます。
cat
コマンドでファイルの中身を見てみましょう。
cat bitnami_credentials
ユーザー名はuser
、パスワードは個別に設定されています。
{IPアドレス}/wp-admin/
にアクセスし、ログイン画面に入手したユーザー名とパスワードを入力しましょう。
基本的な編集や設定、記事の投稿はこちらの管理画面から行う事ができます。
管理画面からの操作で事足りる場合はここまででOKです。
FTPソフトを使ってサーバーにアクセスする
直接ファイルを操作したい時は、FTPソフトなどを使ってサーバーにアクセスする必要があります。
まずキーファイルを取得します。
以下リンクをクリックしてアカウントページに遷移します。
「ダウンロード」をクリックするとキーファイルをダウンロードできます。
FTPソフトなどでサーバーにアクセスします。以下例ではFileZillaを使用しています。
ホスト名にパブリックIP、ユーザー名はbitnami
、そして先ほど取得したキーファイルを指定します。
見慣れたWordpressのファイル群は/opt/bitnami/apps/wordpress/htdocs/wordpress
にあります。
最後に
あとは独自ドメインを設定したりとかあるのですが、ここまでで軽く10分以上かかってしまいました。かなり記事タイトルと違う内容になったので、また次回にします。