LoginSignup
35
24

More than 5 years have passed since last update.

Homebrew 1.9.0 でWindows+WSLに対応したので導入してみた

Last updated at Posted at 2019-01-16

恐らく macOS+Homebrewを使っていて、Windows上でも同等の環境を構築したい 人向け、かと思います。

macOSと「ほぼ」同じ感覚でHomebrewが使える

※ほぼ、と書いたのは素のWSL上のUbuntuに対して後述の必要最低限のaptによるパッケージインストールが必要だったため。
※formulaによっては適宜 sudo apt install が必要かもしれない。

背景

転職・仕事の都合でmacOSからWindows10メインになったため、WindowsのGUIツールなどの流儀に合わせていたが、
2019/01/09 にリリースされた Homebrew 1.9.0 でWindows+WSLのβ対応がされた&Win10の環境構築中だったのでmacOS環境からの移行がスムーズにいけるかも?、という思いから試してみた。

リリースノート 1.9.0 -- Homebrew

結果

自分が使う範囲でのformulaはビルド・インストールはできた。
.bashrcもmacOS依存のパスなど数行書き換えればそのままでOKだった。

以下、導入までにやったことを備忘録も兼ねて。

環境

  • Windows10 Pro

    • Version 1809
    • Build 17763.253
  • WSL

    • Ubuntu 18.04 (今回はWSLを初めてインストールした直後のクリーンな状態)

事前準備

Ubuntu側のアップデート、コンパイル関連のツールをインストール

コンパイル関連のツールをインストールせずに進めると、依存関係の解決でgccやmakeをHomebrew上に
インストールされるが、make+Cコンパイラを要する一部formulaで失敗した。)

# Ubuntu 内のパッケージのアップデート
sudo apt update
sudo apt upgrade
# コンパイル関連のツールインストール
# ※gccとmakeだけでも十分かもしれない
sudo apt install gcc
sudo apt install g++
sudo apt install make
sudo apt install autoconf
sudo apt install pkg-config

Homebrew のインストール・セットアップ

普段から任意のディレクトリにインストールしているので以下のコマンドでインストール

# カレントディレクトリにHomebrewをインストール
curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C ./

# アップデート
brew update

使用準備完了

この時点でmacOSで使用していた時と同じ感覚でformulaのインストールができた。
まだ最小限ではあるが、formulaは無事使用できる状態になった

tap

brew tap homebrew/bundle
brew tap homebrew/cask
brew tap homebrew/cask-versions
brew tap homebrew/core
35
24
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
35
24