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Homebrew 1.9.0 でWindows+WSLに対応したので導入してみた

Last updated at Posted at 2019-01-16

恐らく macOS+Homebrewを使っていて、Windows上でも同等の環境を構築したい 人向け、かと思います。

macOSと「ほぼ」同じ感覚でHomebrewが使える

※ほぼ、と書いたのは素のWSL上のUbuntuに対して後述の必要最低限のaptによるパッケージインストールが必要だったため。
※formulaによっては適宜 sudo apt install が必要かもしれない。

背景

転職・仕事の都合でmacOSからWindows10メインになったため、WindowsのGUIツールなどの流儀に合わせていたが、
2019/01/09 にリリースされた Homebrew 1.9.0 でWindows+WSLのβ対応がされた&Win10の環境構築中だったのでmacOS環境からの移行がスムーズにいけるかも?、という思いから試してみた。

リリースノート 1.9.0 -- Homebrew

結果

自分が使う範囲でのformulaはビルド・インストールはできた。
.bashrcもmacOS依存のパスなど数行書き換えればそのままでOKだった。

以下、導入までにやったことを備忘録も兼ねて。

環境

  • Windows10 Pro

    • Version 1809
    • Build 17763.253
  • WSL

    • Ubuntu 18.04 (今回はWSLを初めてインストールした直後のクリーンな状態)

事前準備

Ubuntu側のアップデート、コンパイル関連のツールをインストール

コンパイル関連のツールをインストールせずに進めると、依存関係の解決でgccやmakeをHomebrew上に
インストールされるが、make+Cコンパイラを要する一部formulaで失敗した。)

# Ubuntu 内のパッケージのアップデート
sudo apt update
sudo apt upgrade
# コンパイル関連のツールインストール
# ※gccとmakeだけでも十分かもしれない
sudo apt install gcc
sudo apt install g++
sudo apt install make
sudo apt install autoconf
sudo apt install pkg-config

Homebrew のインストール・セットアップ

普段から任意のディレクトリにインストールしているので以下のコマンドでインストール

# カレントディレクトリにHomebrewをインストール
curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C ./

# アップデート
brew update

使用準備完了

この時点でmacOSで使用していた時と同じ感覚でformulaのインストールができた。
まだ最小限ではあるが、formulaは無事使用できる状態になった

tap

brew tap homebrew/bundle
brew tap homebrew/cask
brew tap homebrew/cask-versions
brew tap homebrew/core
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