前書き

私が勉強中のOracle DatabaseについてVirtualBox環境でのセットアップ・各種操作等を行った際のメモです。

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Oracle Database 19c (19.3) インストール

Grid Infrastructureインストール済のサーバーにOracle Databaseをインストールします。

準備

作業用ディレクトリ作成

ダウンロードファイル用の一時用作業ディレクトリを作成します。

# mkdir -p /tmp/work
# chmod -R 777 /tmp/work
# cd /tmp/work

ダウンロード

ダウンロードしたファイルは"/tmp/work"に配置します。

今回はOUI版を使用します。

Oracle Database 19c (19.3) for Linux x86-64

https://www.oracle.com/database/technologies/oracle19c-linux-downloads.html

OS設定変更

パッケージインストール、ユーザー作成、カーネルパラメータ等の設定は、前記事に記載してますので、そちらを参照ください。

https://qiita.com/Que-sera-sera/items/c23143f9cb62bb360aa9

Oracle Databaseインストールメディアの展開

$ su - oracle
$ mkdir -p $ORACLE_HOME
$ cd $ORACLE_HOME
$ pwd
/u01/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1
$ unzip -q /tmp/work/LINUX.X64_193000_db_home.zip

Oracle Database インストール

oracleユーザーでGUIログインします。

OUI起動

$ cd $ORACLE_HOME
$ ./runInstaller

構成オプションの選択

データベース作成は別途DBCAコマンドで作成しますので今回"ソフトウェアのみの設定"を選択します。
[次へ]をクリックします。

データベース・インストール・オプションの選択

データベース・エディションの選択

「Enterprise Edition」を選択します。
[次へ]をクリックします。

インストール場所の指定

特に変更する必要はないのでデフォルトのままにしておきます。(環境変数で設定済)
[次へ]をクリックします。

権限のあるオペレーション・システム・グループ

特に変更する必要はないのでデフォルトのままにしておきます。
[次へ]をクリックします。

rootスクリプトの実行構成

インストール中に必要なrootパスワードを設定します。
[次へ]をクリックします。

前提条件チェックの実行

インストールに必要なリソース、パッケージのチェックが実行されます。

問題があれば都度対象する必要があります。

サマリー

問題がなければインストールの準備画面が表示されます。
[インストール]をクリックします。

製品のインストール

しばらくお待ちください・・・。

終了

インストールが完了したら[閉じる]をクリックします。

読み取り専用Oracleホームの構成

$ su - oracle
$ orabase; orabaseconfig; orabasehome
/u01/app/oracle
/u01/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1
/u01/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1

$ roohctl -enable
読取り専用Oracleホームを有効化しています。
orabasetabファイルを更新し、読取り専用Oracleホームを有効化してください。
orabasetabファイルは正常に更新されました。
読取り専用Oracleホームのブートストラップ・ディレクトリを作成してください。
ブートストラップ・ディレクトリは正常に作成されました。
ブートストラップ・ファイルは正常に処理されました。
読取り専用Oracleホームは正常に有効化されました。
詳細は、ログ・ファイル/u01/app/oracle/cfgtoollogs/roohctl/roohctl-YYMMDD午前HHMMSS.logを確認してください 。

$ orabase; orabaseconfig; orabasehome
/u01/app/oracle
/u01/app/oracle
/u01/app/oracle/homes/OraDB19Home1