概要
- すべての構築・管理・サポートをOracleが担当。
- オンプレミスのMySQLと100%の互換性
- インメモリの分析エンジンHeat Waveを搭載
- MySQL Enterprise Editionがベース。
- 使いやすさ・セキュリティ・Enterprise ready(オンプレミスのMySQLとの互換性?)のあるDB
使いやすさ
- フルマネージドサービス
設定・パッチ適用・バックアップ・モニタリングなどの自動化
セキュリティ
- OCI上に構築することで高いセキュリティを確保
- ブロックボリュームを用いた冗長化
- データ暗号化
Oracleの責任とユーザーの責任
Oracleの責任
- バックアップとリカバリー
- DBとOSのパッチ適用
- モニタリングとログ処理
- MySQL Enterprise Editionで利用可能なセキュリティ
ユーザーの責任
- 論理的スキーマのモデリング
データベースを管理するすべてのルール(テーブル名、フィールド名、エンティティー関係、保全性の制約など)の情報で、スキーマ・オブジェクトを明確に定義する。 - クエリの設計と最適化
- データへのアクセスおよび保持ポリシーの定義
インメモリ・クエリ処理エンジン
- 従来のOracle DB
分析を行うことはできるが、高度な分析を行うには別に分析用DBを作成しETL処理(データ統合処理)でデータをコピーし分析する。 - MySQL Database Service
分析クエリ実行のためのインメモリのクエリ処理エンジンによる処理。
DBを2つ用意する必要がなく、MySQLにつなげるだけでよい。
機械学習を利用し、オペレーションを自動化している。
HeatWave
MySQL DB システム内にHeatWaveのプラグインを設置し、外部にあるクラスター構造で構築されるノード(HeatWaveクラスター)とつなげる。
ユーザーからはMySQLにつなぐだけで分析処理を行える。
- 単一のMySQLで更新処理と高速な分析処理が可能
- 既存のMySQL対応のアプリケーションはそのままでよい。
- 通常のMySQLよりも400倍以上高速かつ数千コアまでスケール可能