14
19

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

国土交通省のMCPを使おう

14
Last updated at Posted at 2026-03-07

◯◯省と言われると、途端に信用してしまうおバカな人間です。
ついに国土交通省もMCPを公開しました。
「最新技術×行政機関(国)」という組み合わせなぜこんなにも私を高まらせるのでしょうか。

それはさておいて、国土交通省の
「地理空間MCP Server - MLIT Geospatial MCP Server - (α版)」
を導入してみたので、感想を記載します。
なお、実はシステムエンジニアの他に不動産業もちょっとだけやっておりまして
その視点のコメントも入れておきます。

0.まずやる事

APIキーを申請しましょう。最大5営業日待たされるので、マニュアルを読む前に
まず申請だけしておきましょう。

申請サイト:https://www.reinfolib.mlit.go.jp/api/request/

現在「受け付けました連絡」は不具合で来ないようなので要注意。
あと公式のリポジトリのReadmeからのリンクも切れてますw

1.導入方法

身も蓋もないですが、マニュアルを見てください。
簡単ですし、同じ事を二重に説明しても仕方ないので。。。。
私がハマったポイントだけ後述しておきます。
なお、ClaudeDeskTopでの利用が前提にされています。

2.ハマったポイント

無事設定を終えてMCPはRunningになっておりエラーログも出ていないのになぜか使えない。。。
原因はコネクタの設定でした。
コネクタ→ツールアクセスを見ると
ツールの利用が 「自動(Claudeが判断)」 になっていました。
「常に利用可能」 にしなければいけないようです。
詳しくはよくわかりませんが、調べたらコンテキスのウインドウサイズが一定を越えないと
「自動」の場合使われないだなんだかんだ、という記事を見ましたが本当かよという感じで、
眉唾だと思います。

3.使った感想

やったこと

JR中央線沿線(立川〜新宿)での建設計画を立てさせてみました。

計画の条件:
 ・自宅兼賃貸物件とし、土地も新たに取得する
 ・駅から徒歩10分程度(賃貸やるなら絶対。今時なら7分が理想かな。私の感覚です)
 ・ローン期間は25年とする
 ・頭金は4,000万円(そんなお金ありませんが。仮に事業としての想定で)
 ・物件の構造と駅は収益性と計画の実現性を考慮して推薦させる

利用したモデル:Sonnet4.6

結果

何度か壁打ちした結果。
国分寺駅を推薦されました。RCは厳しく鉄骨3階建て。敷地面積は50平米と狭め
2階と3階を自宅、1階を賃貸住宅(1R2戸)にするプランを頂戴しました。

感想

まぁまぁ妥当で参考にはなる。けれど、やや楽観的すぎるので利用するならもっと厳しい条件を想定した方がいい。

まず、情報がやや古いせいか全体的に安めに出てしまっているようでした。
特に都心部50平米というと、需要が高いので業者も強気の値段できます。
その辺りの事情は反映されていない模様。
国交相が出している地価公示は、基準地点が少なく「荒い」のでAI云々以前に制度的な問題かもしれません。
都道府県が出している基準値標準価格はもうすこしメッシュが細かいのでこちらも取り込めたら
精度が上がるかも。

また、ローンの実務もいまいちでした。
自宅兼賃貸物件で、住宅ローンをフル活用(建物全体を住宅ローンの対象にする)場合
延べ床面積の50%超を自宅にしないと審査が通らないのですが、初めは3Fだけを自宅にせよ
そのほうが家賃をいっぱいとれて良いと言われました。

うーん。それだと50%超の要件を満たせずより金利が高い事業向のローンになってしまいます。
もっと大規模な物件ならいい(というか、そうするしかない)ですがこの規模だと多分金利を優先
した方がいいかなぁ。

正直、特にこのMCPを入れても結果が良くなったとは感じませんでした。
オープンな情報をMCP経由で取るのは、さほどメリットがないかもしれません。

法務省なり、そのほかの省庁も公開してくれたらきっと世界観がガラッと変わる気がします。
一番欲しいのはなんといっても 「国税庁」 です。期待しています!

14
19
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
19

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?