はじめに
2022年2月24日にQiitaのMarkdownパーサーの変更を正式版としてリリースしました!
パーサー変更に関する注意点や、変更を行った背景、今後についてはQiita Blogにまとめていますのでご確認お願いします。
新しいMarkdownパーサーについて
これまでのQiitaでは、Redcarpetを拡張したGreenmatを用いてMarkdownのパースを行っていました。
今回のリリースでは、CommonMarkerを拡張したQiita Markerへ変更いたします。
これにより今までと記法が変わっている箇所があります。今まではGitHub Flavored Markdown (以下GFM)に準拠していない記法もありましたが、今回の変更で準拠されるようになりました。
新しい記法に関する注意点
パーサーの変更によって細かな違いはありますが、基本的なパース結果は今までと変わりありません。
しかし、過去執筆した記事を編集しようとしたときに、想定外の箇所で見た目の崩れが起きてしまう可能性もあります。
せっかく書いた記事の表示が崩れてしまうのは困るので、可能な限り防ぎたいと考えています!
そこで、記事を書く時に注意すべき記法などについて、Qiita運営から5日間に分けて10記事のシリーズで投稿することになりました!
少しでも皆様が執筆する際の助けになればと思います。
(※ 主要な差分のみを確認したい方は以下のヘルプページをご確認ください。)
GitHub Flavored Markdown(GFM) について
また一連の記事投稿では、GFMの記法についても説明していきます。
GFMはQiita以外でも使われているメジャーなMarkdown記法なので、馴染みのある方もいるのではないかと思います。
GFMの仕様は GitHub Flavored Markdown Spec にまとめられているのですが、普段Markdownを書いている人でも「こんな書き方があったのか!」という驚きが、実は結構あります。
この機会にGFMについて知ってもらって、Markdownをあまり書いたことがない人でも楽しくMarkdownが書けるようになるようなきっかけになったらと思います。
もしかしたらQiita以外でも役立つ新たな発見があるかもしれません!
記事投稿シリーズのスケジュール
一連の記事投稿シリーズでは、実際の記事の中で見られた記法の違いなどについてピックアップして説明します。
- 1日目(2/8)
- 1.本記事
- 2日目(2/9)
- 3日目(2/10)
- 4日目(2/14)
- 5日目(2/15)
最後に
パーサー変更に関する注意点や、変更を行った背景、今後についてはQiita Blogにまとめていますのでご確認お願いします。
もし、ご意見・ご要望がありましたらQiita Discussionsよりいつでもお寄せください。