本記事はWindows XPについての記載であり、2005年以前の事実関係に基づいた記載である。
はじめに
詳細
起動時の検出を抑止する方法
Boot.ini ファイルの /fastdetect:com 番号スイッチを使用します。なお、/fastdetect スイッチを使用し、通信ポートを指定しない場合は、すべてのポートでシリアル マウスの検出が無効になります。 Boot.ini ファイルで使用可能なスイッチの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。 833721 Windows XP および Windows Server 2003 の Boot.ini ファイルで使用可能なスイッチ オプション (編注:リンク切れのため、下記にアーカイブ先を記載している)プラグ アンド プレイによる検出を抑止する方法
警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。1. | [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、regedit32 と入力して [OK] をクリックします。 | ||||||||
2. | レジストリ エディタで次のレジストリ キーを選択します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Enum\Enumerator\DeviceID\InstanceID\Device Parameters
注 : Enumerator、DeviceID、InstanceID は使用環境によって異なります。
それぞれの値を特定するための 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
283063 (http://support.microsoft.com/kb/283063/)
Windows 2000 でシリアル デバイスがシリアル マウスとして検出される |
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3. | [編集] メニューの [値の追加] をクリックし、次のレジストリの値を追加します。
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4. | レジストリ エディタを終了します。 |
関連
http://support.microsoft.com/kb/889045/ja
Windows XP の起動時にシリアル マウスの検出を抑止する方法
http://support.microsoft.com/kb/889045/ja
の内容を知りたいのですが、URLが削除されているようです。
どなたか、ご存知の方、いませんか? 2015/09/24 4:36:14
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-desktop/httpsupportmicrosoftcomkb889045ja/2ba508f4-9be7-4547-ac4a-5df5fdd6a3a9?auth=1
2015年中に削除されているようである。
Windows 2000 でシリアル デバイスがシリアル マウスとして検出される
https://web.archive.org/web/20130509203105/http://support.microsoft.com/kb/283063/ja
Windows XP および Windows Server 2003 の Boot.ini ファイルで使用可能なスイッチ オプション
https://web.archive.org/web/20070711060204/http://support.microsoft.com:80/kb/833721/ja
発掘の趣旨
XPのプラグアンドプレイはmicrosoftの売りだったので、いまのようにUSBマウスをつないでおしまいみたいなケチなものは売らなかった。ノートはPCMCIAカード、そしてSCSIなどの規格があった。このように二度実行しているのは、スッポ抜けることを前提としているようである。非常にハードとの接合を考慮していることが伺える。その反面、バグがおきると延々とプラグアンドプレイを繰り返したりする場合も生じた。さらに、これを抑止することで安定化や高速化を図ることができた。2015年の質問者も当然Boot.iniのカスタマイズや高速化のために参照したものと思われる。本記事を含めたBoot.iniをカスタマイズすることは、Windows 8からWindows10への無償アップグレードを最後に消えており、Windows10はXPと比較するとほぼなくなっており、歴史の中に消えるため、ここに発掘しておく
ものである。