この記事は はじめてのアドベントカレンダー Advent Calendar 2025 12/12の記事です。
イベントカレンダー初参加です!
今回は初心者がつまづきがちな、エラーについて解説しようと思います。
Python のエラーを読み解くコツ:Traceback の基本
Python を触り始めると、必ず出会うのが「エラー」。
特に最初は、エラー文が長くて戸惑うことが多いですが、実は読むコツをつかめば解決が一気に早くなります。
ここでは、初心者向けに「Traceback の読み方」をシンプルにまとめます。
1. Traceback とは何か?
Python でエラーが出たとき、ターミナルに表示されるメッセージを Traceback(トレースバック) と呼びます。
例:
# x を定義していない
print(x)
実行すると…
NameError: name 'x' is not defined
これがエラーの種類と原因を示すメッセージです。
2. 読むときは「最後の1行」を見る
Traceback は長いことがありますが、最も重要なのは一番下の行(エラーの種類と原因)です。
例:
Traceback (most recent call last):
File "example.py", line 1, in <module>
print(x)
NameError: name 'x' is not defined
→ 最後の行:
NameError: name 'x' is not defined
意味:
“x という名前の変数は定義されていません”
3. よく出るエラーと原因
● NameError
変数名が間違っている、定義前に使っている
print(value) # value が存在しない
● TypeError
型に合わない操作をしたとき
"abc" + 3 # 文字列 + 数値 はできない
● ValueError
「型は合っているけど値が変」
int("abc") # 文字列を整数に変換 → 値が不正
4. エラー文から原因を探すコツ
- エラーの種類を見る(NameError など)
- エラー文の英語を読む(驚くほどそのままの意味)
- Tracebackの一番下だけ見ればOK
- どの行で起きたかも表示されているので確認する
たとえば:
File "sample.py", line 3, in <module>
→ 3行目でエラーが発生している
5. まとめ
- エラー文は怖くない
- 「Traceback の最後の行」だけまず見る
- NameError / TypeError / ValueError が最もよく出る
- エラーを読めると学習スピードが大幅に上がる
初心者がつまずきやすいポイントですが、一度慣れれば強力な味方になります。
エラーが出るたびに、ぜひ Traceback を読んで原因を探すクセをつけてみてください。