Docs にないけどね。Excel でも試せるようになっていたので。
Excel では [Power BI Dataflows] となっているけど、PowerPlatform.Dataflows 関数(Power Query) を利用することになる。Excel の Power Query エディタ では [Dataflows]
たとえば、Power BI Desktop であれば [Dataflows]
PowerPlatform.Dataflows(optional options as nullable record) as table
Import data from a dataflow
Connect to all the dataflows you have access to, and choose the entities you'd like to use
Power BI データフロー / Power Platform データフロー(分析) で準備されたデータにアクセスすることができる。
データフローでどこまでデータを準備しておくかというはそれぞれだ。データマートのように使うこともできるので、特に Excel でも利用できるようになることはとても素晴らしいことだ。机並べて同じクエリを実行する必要なくなるでしょってことだし、組織やチームで利用するデータはあらかじめ準備しておけばいい。みんながみんな 超絶 Power Query 術が必須じゃぁなくなるってこと。安易にデータを複製することが減るわけだから、集計されたデータの信頼性が自然とよくなるはず。
PowerPlatform.Dataflows 関数の動作
Power BI データフロー / Power Platform データフロー(分析) の出力先は Azure Data Lake Gen 2 の Blob ストレージ。 CDM (Common Data Model) フォルダになっていて、エンティティなどの定義が含まれる model.json と データ本体の csv で構成されている。
必要なエンティティ情報をAPI経由で取得し、データ本体である csv をダウンロードするのだけど、AzureStorage.BlobContents 関数(Power Query)を利用するので高速でダウンロードできる。BlockSize : 4MB / ConcurrentRequests : 16 既定値の動作なので、大量の行数で効果が大きい。また、Table.FirstN など先頭行からフィルタする行の操作は適切に動作する。
Power BI データフローで、Enhanced compute engine settings : ON
であるとき、Value.NativeQuery 関数(Power Query)を使用され、クエリフォールディング、DirectQuery がサポートされる。Excel からの接続したときには、AzureStorage.BlobContents のみ使用されるようだ。
なお、 options
引数により、Value.NativeQuery の使用を制御できる。
PowerPlatform.Dataflows(
[EnableFolding = false]
)
その他