1. はじめに
ゲームを作ってみたいと思い、以前Unityで開発に挑戦したことがありました。
しかし、AIに相談しながら進めてもなかなか思うようにいかず、途中で断念。
その後、コードを書くAIも試しましたが、無料枠をすぐに使い切ってしまいました。
そんな中、コードを書かずにAIにゲームを作ってもらえるMakePlayを知り、試してみることにしました。
今回は、実際に1日使ってゲームを作り、公開するところまでやってみます。
2. MakePlayとは
MakePlayは、自然言語で指示するだけでAIにゲームを作ってもらえるサービスです。
https://makeplay.ai/?utm_source=chatgpt.com
通常のゲーム開発ではプログラミングやゲームエンジンの操作などが必要ですが、MakePlayでは、
「こういうゲームを作ってください」
と文章で指示し、生成されたゲームを実際にプレイしながら修正していきます。
2026年8月時点では、ゲームの作成・プレイ・公開・共有まで無料で利用できます。
3. 今回作ったゲーム
今回作ったのは、
「買い物だけで魔王討伐」
という戦略RPGです。
以前から考えていた、
「限られたお金で買い物をして、最後に魔王を倒す」
というゲームをMakePlayで形にしてみました。
プレイヤーは最初に100,000Gを持っており、そのお金で、
- 仲間
- 職業
- レベル
- 武器・防具
- スキル
- アイテム
などを購入します。
そして、買い物が終わったらいきなりラスボス戦。
雑魚戦や探索はなく、買い物の画面と戦闘の画面の2画面のみで完結するゲームです。
「100,000Gをどう使うか」そのものが攻略になるRPGです。
4. 実際に作ってみる
最初に以下のような指示を送った。
「買い物とラスボス戦だけで構成される短時間の戦略RPGを作ってください。プレイヤーは最初に100,000Gを持っており、限られたお金をレベルアップ、スキル、武器、防具、回復アイテムなどにどう使うか考えます。買い物が終わったらラスボス戦に挑み、購入した装備・スキル・レベルなどを活用して勝利を目指します。雑魚戦や探索などはありません。まずはゲームとして実際に遊べる最小限のプロトタイプを作ってください。2DのRPG風UIで、買い物画面とラスボス戦が分かりやすく切り替わる構成にしてください。」
生成には2時間ほどかかりました。
しかし、完成したものを見てみると、すでに買い物からラスボス戦まで一通り遊べる状態になっていました。
そこから実際にプレイしながら、
- 購入品に仲間の追加
- 購入品に職業の追加
- 武器・防具・アイテムの種類を追加
- スキルの種類を追加
- ステータスの調整
- ボス戦のUI改善
- タイトル画面
- セーブ機能
- ゲームバランス調整
などをAIに指示していきました。
5. ChatGPTにも相談しながら改良
MakePlayへの指示だけでなく、ゲームの仕様を考える際にはChatGPTにも相談しました。
例えば、
「仲間を増やしたいけど、4人にすると簡単になりすぎないようにするには?」
「魔法使いや僧侶を追加するなら、どんなステータスが必要?」
といったゲームデザインについて相談。
仕様が決まったら、
「これをMakePlayに正しく伝える指示文を作って」
とChatGPTに依頼し、その文章をMakePlayに渡しました。
今回の制作では、
ChatGPT → ゲームの仕様を考える・指示文を整理する
MakePlay → 実際にゲームを実装する
という使い分けになりました。
6. 1日でここまでできた
最初は最低限のプロトタイプでしたが、実際に遊びながら修正を繰り返すことで、自分でも「普通にゲームとして遊べる」と思えるところまで持っていくことができました。
最終的にはMakePlay上で公開しています。
「買い物だけで魔王討伐」
→ https://makeplay.ai/p/4eb879rbjj
実際にブラウザから遊べるので、興味があればぜひ遊んでみてください。
7. 実際に使ってみて感じたこと
良かった点
- コードを書かなくていい
- ゲームができるまでが速い
- 自然言語で修正できる
- すぐにプレイして確認できる
- 無料で公開までできる
特に良かったのは、「作る→遊ぶ→修正する」のサイクルが非常に速いことでした。
気になった点
- AIが最初から完璧に実装してくれるわけではない
- 細かいUI調整には何度か指示が必要
- バグや意図と違う挙動が発生することもある
8. まとめ
今回、MakePlayを使ってコードを書かずに、1日でRPGを作って公開するところまでできました。
実際に使ってみて感じたのは、
「ゲームを作る」より、「どんなゲームにしたいかをAIに伝える」ことが重要だった。
ということです。
AIにすべてを任せるというより、
自分がゲームのアイデアを考える
↓
AIに実装してもらう
↓
実際に遊ぶ
↓
気になったところを伝える
という作り方でした。
プログラミングができなくてもゲームを作れる、というのはなかなか面白い体験でした。
今後もこのゲームをアップデートして、育ててみたいと思います。

