はじめに
こんにちはpiyovateです。
Windows 11 を使っていて、スリープ設定を完全に無効にしているのに、突然スリープするという謎現象に遭遇しました。
最初は Windows 側の設定ミスを疑っていましたが、調べれば調べるほど混迷し、最終的に
「どうやら熱暴走を検知してアプリがスリープさせているっぽい」
という結論にたどり着きました。
今回は、その調査記録をまとめます。
🧩 発生していた現象
- Windows の「画面」「スリープ」はどちらも “なし”
- 作業中でもお構いなしに突然スリープ
- 負荷が高い処理中に発生しやすい
- イベントログに「スリープに入りました」が記録
- イベントビューアには Kernel-Power(ID:42)
ログの内容はこちら:
The system is entering sleep.
Sleep Reason: Application API
ここから分かるのは、
- Windows 自身の省電力動作ではない
- ユーザー操作でもない
- アプリケーションがスリープ命令を発行している
ただし、どのアプリかは不明という厄介な状態。
🔍 /requests を確認 → 該当アプリなし
一般的な原因を潰すために、まずは以下のコマンドを確認:
powercfg /requests
結果はすべて「なし」。
つまり、
- バックグラウンドアプリの悪さ
- メディアアプリの電源要求
といったよくあるトラブルではない。
🧪 冷却テストで状況が一変
高負荷中のみ発生する点から温度を疑い、
PC 背面に扇風機で風を当てながら負荷テストを実施しました。
すると──
扇風機で冷却している間だけ、スリープが完全に発生しなくなった
つまり、
- 「扇風機で冷却している間は現象が発生しない」
という状況。
この結果、
温度とスリープ発動の関連がほぼ確定しました。
🧭 ASUS の独自サービスを発見
PC は ASUS のノートPC。
services.msc を確認すると、以下の ASUS 独自サービスが動作中:
- ASUS Optimization
- ASUS System Diagnosis
- ASUS System Analysis
これらは ASUS が提供するシステム監視や電源管理のためのサービスで、
温度に合わせて制御を行う可能性が十分あります。
🌡 「温度がトリガー説」が濃厚になった理由
ここまでで確認できた事実を並べると、非常に筋が通ります:
- 現象は 高負荷時のみ 発生
- 発生時に PC 背面が 明らかに熱い
- 扇風機で冷却している間は、自分が確認した限り一度も発生していない
- Windows のスリープ設定は無効
- ログは「Application API」
- ASUS の電源管理系サービスが常駐
これらから、
高温を検知した ASUS のサービスが、何らかの条件でスリープを実行した可能性が高い
という結論が自然に導かれます。
内部ロジックまでは分かりませんが、
温度トリガーでスリープ命令という挙動は十分にあり得ます。
🔧 現在の対策:物理冷却で安定化
原因がまだ完全には特定しきれていないので、
まずは 再発防止を最優先 にしています。
✔ 扇風機で背面を常時冷却する
これだけで:
- スリープ発生ゼロ
- 高負荷処理でも非常に安定
という状態に。
現状、最も効果のある対策です。
🛠 今後の改善案
今後は温度管理を中心に環境改善を進める予定です:
- PC の位置調整(底上げ・スタンド使用)
- 冷却パッドの導入
- エアダスターで内部清掃
- 高負荷タスク時の冷却強化(扇風機など外部冷却)
まとめ
- Windows の設定ではスリープしない状態なのにスリープが起こる
- ログには 「Sleep Reason: Application API」
- 高負荷・高温時にだけ発生
- 扇風機で冷却すると 100% 発生が止まる
- ASUS の独自サービスが温度に応じて制御している可能性
以上から、
今回のスリープの原因は“温度”の影響が極めて大きい
という結論に至りました。
同じ症状で悩んでいる方は、
温度 と メーカーの独自サービス を一度疑ってみると、
解決への糸口が見つかるかもしれません。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう✨