はじめに
まず、WikiChree.COMとは誰でも簡単に無料でWikiを立ち上げることができる小さなWebサービスです。
きっかけ
きっかけは、wikiwiki.jpやアットウィキのような無料Wikiレンタルサービスを昔は使っていました。おかげでPukiWikiというソフトウェアに愛着を持ち、PukiWikiプラグインを作りながらPHPを学びました。そしてある程度PHPを扱えるようになるとレンタルサービスを1からつくってみたいと思いました。それがロマンでした。
多くのレンタルサービスはカスタマイズ性があまりなく、入れてみたいPukiWikiプラグインがあったのですが、それには1からサーバーを建ててPukiWikiを設置する必要がありました。その頃はまだそのような知識がありません。
特徴
- PukiWikiの多くの設定を管理画面で簡易的にできる
- 272個のプラグインが用意されており、管理画面にてオン/オフできる
- 19種類のスキン
- スパム対策/サブパスワード機能/スキン設定/カスタムCSS/ユーザー認証(PukiWiki本体の機能 + α)
と上記のように細かな設定ができるという利点があります。
開発
私は中学3年生からPHPをはじめて5年目の素人ですが、高校1年生あたりにWikiChree.COMを作り始めました。当時はWikiCという名前にしていました。
今も少しメンテナンスはしていますが、(最近さぼり気味) 作り始めたのは4年前ぐらいなので思い出しながら記事を書きます。そのため一部分抜けている箇所もあるかもしれませんがご了承ください。
ウィキソフト
ウィキソフトはPukiWikiを採用しています。
- PukiWiki 1.5.4 (※当初は1.5.3)
これを選んだ理由はきっかけで述べた通り、PukiWikiに愛着を持っているからです。
つくった当時はDokuWikiも対応させていましたが、いざカスタマイズ性を上げるにはウィキソフトの改造は不可欠ですので断念しました。(DokuWikiのレンタルサービスを見たことがないのでやってみたかった)
利用言語
- PHP
- JavaScript
PHPはPukiWikiプラグインに興味があり、それを開発しながら習得しました。
JavaScriptはなんとなくでやっているので習得できているかと聞かれるとできている気はしませんねえ...
直面した課題
プラグインのバグ
- 新たなプラグインを大量に追加する中で、やはりPHP8に対応していないものやバグの修正
スパム対策
- 悪質なスパム投稿への対応にダミーボックス、IPブラックリスト、海外IP規制を実装
資金
- 趣味でやっているため、今のところは問題ないが、費用が収益を上回っている点
→ 利用者をある程度増やす必要がある?
ウィキの量産問題
- 定期的に使われていないウィキが増えている
→ 作成してから一度も利用されていない場合、1ヵ月後に削除するべき?
運営、開発
- 運営が開発者である私のみであるため、スパムへの対応やメンテナンス、フォーラムでのリクエストや問題の対応ができていない
開発プロセス
- システム開発を開始する (2020年8月)
- コントロールパネルを追加する (2020年9月)
- プラグインを多数追加し、機能性を拡張する (2020年10月)
- システムのリニューアル (2021年11月)
- セキュリティの強化 (2023年1月)
- サブパス機能の追加 (2024年3月)
おわりに
今後も機能の追加や改善を続けようと思っていますが、時間がなくてあまり開発が進んでいません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。