Select文は利用頻度が高いうえに、気を配るところが多い非常に難儀するものだと思います。
ここでは、パフォーマンスとかそういった話ではなく、ミスをへらすための私なりの注意点の中から3コを取り上げます。
##最後までLIMIT句を外さない
なにはともあれ、Limit句は必ず最初に記述してつけます。
これは最後に確認が済むまで外しませんし、テーブルサイズや設計状態によっては全件取得を断念して分割取得してローカル上でマージすることも大いにあります。
##取得するフィールドの記述はテーブル結合の条件が完成してから
フィールドの記述がなければクエリはエラーになるのでうっかりミスの暴発が激減します。
結合条件がすっぽ抜けたクエリの暴発はとにかく危険なので、このような開発体制をとっています。
##結合条件はONを使う
結合条件をWHERE内に書いても同じ結果セットになるでしょうが、あえてONを使って分別します。
WHERE内に書くとコードを追う際に目線が上下をさまよって視認性が悪くなり、かつ絞り込み条件と混ざりこんでしまうため混乱を生み可読性が悪くなるからです。