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FASTA status の使い方

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[PictBio HP「解析メモ」](https://www.pictbio.com/tips/2945.html)から移行中です。 元記事:2018/10/16 公開 FASTA status の使い方

 NGS フリーソフトページにて配布中の「FASTA status」の使い方をご説明いたします。

NGS フリーソフトページ

 このソフトは NGS 解析でよく用いられる配列データファイル形式である FASTA ファイルのデータからステータスを計算します。ここでの説明にはソフトの動作テストと同じ環境である Windows10、Java8 の条件で行っております。

#起動
 このソフトは Java を使用するため、ご使用のパソコンにインストールされていない場合はインストールをお願い致します。

 ダウンロードした JAR ファイルはダブルクリックで起動できます。起動できなかった場合は次のようにします。

  1. ファイルを右クリック
  2. ひらいたメニューから「プロパティ」を選択
  3. 「全般」タグにある「プログラム」の変更を選択
  4. 「Java(TM) Platform SE binary」を選択

 「Java(TM) Platform SE binary」 一覧にない場合は「その他アプリ」で追加の一覧を開くか、そこにもない場合は「この PC で別のアプリを探す」で Java をインストールしたフォルダから javaw.exe を選択します。

jarの起動 プログラムの変更が完了したら、適用→OKの順に選択してください。その後はダブルクリックで開きます。

#ファイルの指定

 画面は以下のように左の設定領域と、右の結果表示領域にわかれています。

FASTA status画面

 先ずは設定領域にある「FASTA File」の「Select」ボタンを押してください。ファイル選択のダイアログが開くので、FASTA ファイルを選択して「開く」を押してください。

ファイル選択

#実行

 ファイルを選択したらファイル名が表示されます。左の設定領域にある「Run」ボタンを押すことで実行が行われます。

ファイル選択後

 計算が完了すると「Successfully completed.」というダイアログメッセージが表示されます。右の結果表示領域にステータスの表と GC 含量と配列長の相関図が表示されます。

結果の表示

#ファイル出力
 右の結果表示領域にある「Export」ボタンを押すことでファイル出力ができます。

ファイル出力

 開いたダイアログにファイル名を記入し「保存」ボタンを押すことで出力が実行されます。

出力ファイル名

 ファイルの作成が完了すると「Exporting completed successfully.」というダイアログメッセージが表示されます。

出力完了

 output.xlsx は以下のように配列ごとのステータスを見ることができます。

結果ファイル

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