画面上の文字をキャプチャして、そのままクリップボードに保存する方法(Windows10,11)
Mircrosoftが提供する「Microsoft PowerToys」の機能「Text Extractor」を用いて、画面上のカーソルできない文字を、範囲指定でクリップボードに保存する方法を紹介します。
なお、日本語以外にも対応していますが、今回はアメリカ英語、韓国語、中国語の紹介にとどめます。
Text Extractor公式ドキュメントをもとに設定を行います。
公式ドキュメントにありますが、読み取りは完璧ではないようです。使用する際は出力が正しいかチェックする必要があります。
1. MicrosoftStoreで「PowerToys」をダウンロードする
[スタート] を選択し、「Microsoft Store」と入力、選択してアプリを開く。
「PowerToys」と検索して、「Microsoft PowerToys」をダウンロードする。
2. 「Text Extractor」を有効にする
ダウンロード完了後、[Windows]キー + [Q]キーを押し、「PowerToys」で検索し、設定アプリを開きます。
「Power Toys」の設定画面から、「Text Extractor」を有効なモジュールに切り替える。
(最初から有効ならOK、無効なモジュールは下のほうにあるよ)
ここまで出来たら、[Windows]キー + [Shift]キー + [T]キーで使用できます。
あとは範囲選択さえすれば、自動でクリップボードに保存されます。
ただし、対応言語がデフォルトで日本語のみなので、外国語を読み込みたい場合は下記を参照してください。
3.外国語のための設定準備をするためにPowerShellを開く
設定の為に、[Windows]キーと[X]キー同時押しして、「Windows PowerShell(管理者)」を開く
※(管理者)の方じゃないと設定できないよ
4.言語に応じて設定をする
以下をコピーして、PowerShell上に右クリックで貼り付け。
[Enter]で確定してください。
なお、キャプチャ範囲指定時の上部にある言語を対応する言語に変更しないと上手く動きません
$Capability = Get-WindowsCapability -Online | Where-Object { $_.Name -Like 'Language.OCR*en-US*' }
$Capability | Add-WindowsCapability -Online
$Capability = Get-WindowsCapability -Online | Where-Object { $_.Name -Like 'Language.OCR*ko-KR*' }
$Capability | Add-WindowsCapability -Online
$Capability = Get-WindowsCapability -Online | Where-Object { $_.Name -Like 'Language.OCR*zh-TW*' }
$Capability | Add-WindowsCapability -Online
まとめ
初投稿の記事が技術者ぽくないとは思いますが、まあ便利だしいいよね
PowerToysの設定画面からショートカットキーを替えたら便利だと思います。
お疲れさまでした!