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MacにPHP環境を(再)構築する & Webサーバー:Apacheの設定をする

Last updated at Posted at 2020-06-26

やりたいこと

MacにPHP環境を構築する。Macには始めからPHPがインストールされているが、任意のバージョンを入れたい。この記事 でAmazon Linux 2にphp7.4をインストールしたので、自分のMac PCにphp7.4.Xをインストールしたい。

#やったこと

##現在のバージョンを確認
とりあえず今入っているphpのバージョンを確認する。

$ php -v
PHP 7.X.X (cli) (built: Jun 12 2020 00:04:10) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.X.X, Copyright (c), by Zend Technologies

Homebrewをupgrade

本題とは直接関係ありませんが、Homebrewをupgradeします。Homebrewのインストールが済んでいない方はこちらから。

$ sudo brew upgrade

##PHP7.Xを検索
Homebrewを使ってインストールする。まずは現在インストールできるphpのバージョンを確認する。
Homebrewのインストールが済んでいない方はこちらから。

$ brew search php@7
==> Formulae
php@7.2                             php@7.3                        php@7.4

##PHP7.4をインストール
Homebrewを使ってphp7.4をインストールできることを確認できたので、実際にインストールする。

$ sudo brew install php@7.4

##PHPのPATHを設定
環境変数にインストールしたPHPのPATHを設定する。

$ sudo echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.4/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ sudo echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.4/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

php@7.4の部分(2箇所)は、適宜インストールしたいバージョンに置き換えてください。

##PHPを起動

$ brew services start php

再起動後は一度ターミナルを閉じないといけないらしい。

##再度バージョンを確認する

ターミナルを再起動し、バージョンを確認する。

$ php -v
PHP 7.4.7 (cli) (built: Jun 12 2020 00:04:10) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.4.7, Copyright (c), by Zend Technologies

php7.4.7が入りました。めでたし。

##Apacheの設定ファイル: httpd.conf を更新
PHPをlocalhostで使うために、Macに標準インストールされているApacheにPHPの設定を行う。
はじめに、/etc/apache2/ 配下にあるhttpd.confファイルを更新する。

$ cp /etc/apache2/httpd.conf /etc/apache2/httpd.default.conf
$ sudo vim /etc/apache2/httpd.conf

ずらっーーーーーーといろいろ書かれたテキストファイルが開かれる。
このページを読んでいる方は自分のような初学者がほとんどだと思うので、ここで必要最低限のvimの使い方も書いときます。
ベテランの方にはくどく感じられると思うけど、まぁこのページ読まんよね(´・ω・`)
vimを開くとコマンドモードになっているので、

/php7_module [ENTER]

と入力する([ENTER]はキー)。/文字列は"文字列"を検索するコマンド。
\#LoadModule php7_module 略...が出てくるので、次に iを入力する。 iは挿入モードに入るコマンド。
出てきた次の行に1行追加する。

httpd.conf
#LoadModule php7_module libexec/apache2/libphp7.so <-この行の下に
LoadModule php7_module /usr/local/Cellar/php/7.4.7/lib/httpd/modules/libphp7.so <- この行を追記

php7_module7.4.7libphp7は自分の環境にインストールされているphpのバージョンに置き換えてください。

次に、[ESC]キーを押して、コマンドモードに戻る。

/dir_module [ENTER]

<IfModule dir_module>が出てくるので、iを入力し、挿入モードへ。出てきた次の行に追記する。

httpd.conf
<IfModule dir_module>
    DirectoryIndex index.php index.html <- index.phpを追加
</IfModule>

次に、[ESC]->/mime_module [ENTER]->iと進む。
<IfModule mime_module>が出てくるので、この項目の最下行にスクロールし、1行追加する。

httpd.conf
<IfModule mime_module>
    ~~~略~~~
    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml <-この行の下に
    AddType application/x-httpd-php .php <- この行を追記
</IfModule>

続いて、このファイル(httpd.conf)の最下行までスクロールし、以下3行を追加する。

httpd.conf
<IfModule php7_module>
PHPINIDir /usr/local/etc/php/7.4/
</IfModule>

php77.4は自分の環境にインストールされているphpのバージョンに置き換えてください。
次に、[ESC]->ZZと進む。ZZは上書き保存し、vimを終了するコマンド。

長かったですね。。これでApacheの設定ファイルの更新は終わりです。あともうちょっと!

##Apacheを再起動
設定を反映するために、Apacheを再起動する。

$ sudo apachectl restart

##正しく動くか確認
ローカル環境のデフォルトのドキュメントルート /Library/WebServer/Documents/ 配下にテストファイルを置く。

$ cd /Library/WebServer/Documents
$ vim phpinfo.php

もうvimは使えますね。挿入モードに入り、以下を記述する。

phpinfo.php
<?php
 
phpinfo();
 
?>

コマンドモードに戻り、上書き保存し、vimを終了する。
最後に、ブラウザのURL欄に localhost/phpinfo.phpを入力し、ドヤ顔でエンターを押すとインストールされているphpの情報のページが表示されます。めでたしめでたし!

ここまで上手く行けば、あとは、/Library/WebServer/Documents/配下にphpファイルを置いて、ブラウザでlocalhost/<file name>.phpにアクセスすれば確認できる!!!やったね!!!!!

#参考
こちらのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

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