0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Node.js プロジェクトを初期化する方法 ~中学生でもわかるやさしい解説~

Posted at

image.png

みなさん、こんにちは。今日は 「Node.js(ノードジェイエス)」 という道具を使って、プログラムの最初の準備をする方法をお話しいたします。

プログラムを作るときには、いきなりコードを書き始めるのではなく、まず 「このプロジェクトはどんなものですか?」とコンピュータに伝える準備 が必要です。下準備大切です。
その準備を「プロジェクトの初期化(しょきか)」と呼びます。

ちょうど、学校で新しいノートを使い始めるときに、最初のページに「名前」や「科目」を書いておくようなものです。

Node.jsとは?

まず「Node.js」とは何かを簡単にご説明いたします。
• JavaScript(ジャバスクリプト) をパソコンの中で動かすための仕組み
• 本来JavaScriptはブラウザの中で使うことが多いが、Node.jsを使えば自分のパソコンでも動かせる
• アプリやツールを作ったり、サーバーを立てたり できる

初期化の目的

プロジェクトを初期化すると、package.json(パッケージ・ジェイソン)という特別なファイルができます。これは次の情報をまとめた「プロジェクトのメモ帳」です。
• このプロジェクトは誰が作ったのか
• 名前やバージョンは何か
• どんな道具(ライブラリ)を使っているのか

このファイルがあることで、他の人が見てもすぐにわかり、自分が後から見返したときにも便利 というメリットがあります。

実際の手順

1. Node.jsを準備する

まずはNode.jsが自分のパソコンに入っているか確認いたしましょう。ターミナルを開いて、次のコマンドを入力します。

node -v

数字(例:v18.17.1)が出ればOKです。
もし「そんなコマンドは知らない」と言われたら、Node.jsをインストールしてください。

2. プロジェクト用のフォルダを作る

次に、新しいプロジェクトのフォルダを作ります。

mkdir my-app
cd my-app

これで my-app というフォルダの中に入りました。

3. 初期化コマンドを実行する

いよいよ初期化です。

npm init

すると、いくつか質問が出てきます。
「名前は?」「説明は?」「バージョンは?」などですが、すべて答えなくてもエンターを押せば自動で決まります。

「質問に答えるのが面倒だな」というときは、次のようにします。

npm init -y

この -y は「はい、全部自動で決めてください」という意味です。

4. package.json ができる

初期化が終わると、プロジェクトの中に package.json というファイルが作られます。中を開いてみると、こんな内容が入っています。

{
  "name": "my-app",
  "version": "1.0.0",
  "description": "",
  "main": "index.js",
  "license": "ISC"
}

この内容はあとから自由に変更できます。

初期化がもたらすメリット

1.	整理整頓ができる

情報を一か所にまとめられるので、他の人が見てもわかりやすくなります。

2.	便利な道具を追加できる

Node.jsには「ライブラリ」という追加道具がたくさんあります。
それを使うとき、package.json が自動で道具を管理してくれます。

3.	チームで開発しやすい

複数人で同じプロジェクトを作るときも、必要な情報を共有しやすくなります。

まとめ

「Node.jsプロジェクトを初期化する」とは、
• 新しいノートに名前を書くように、最初に基本情報を整えること
• npm init コマンドで package.json を作ること
• 整理やツール追加、チーム開発を助けてくれること

この3点が大切です。

プログラミングは、いきなり難しいことをする必要はございません。小さな一歩を大事にして、少しずつ進めてまいりましょう。

初期化は、その最初の一歩です。ぜひご自身のパソコンで試してみてください。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?