はじめに
インターネット上に掲載されるということもあるので、まずはこのアカウントの建て付けについてお話ししておこうと思います。
私はSIerに勤務していて、現在はPMの立場を担っています。
技術的なことを勉強するのは好きなのですが、少し時間が空くと忘れてしまうことも多いため、備忘録や頭の整理といった意味で記事を書いていきたいと思います。
せっかくインターネットに公開する以上、不特定多数の方が目にすることもあると思います。
そのため、自分の理解を整理するだけでなく、読んでくださった方、新卒でIT企業に入った方、ITに関わってないけど興味を持った方にも理解しやすいような体裁を意識してまとめていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
なぜ最初にIPアドレスなのか
現在も案件でネットワークに関わることが多く、記事としてはダイナミックルーティングなどについて書きたいと最初考えていました。
ただ色々記事について考えているうちに、どうしてもIPアドレスの話が出てきてしまうのですが、そもそもその話をしないとダメか?と思いあたり、記念すべき最初の投稿としてIPアドレスについて記載したいと思います。
IPアドレスとは
IPアドレスって何?と思って調べてみると、大体こんな説明が出てくると思います。
- ネットワーク上の機器を識別するための「住所」のようなもの
- 郵便物を送るときに住所を書くのと同じように、データを送るときにはIPアドレスを指定する
まあその通りなんですよね…
昔はよくパケホとか言っていたのですが、最近の人は「パケット」とか聞いたことないですかね?
要するに僕らがスマホを使ってAmazonとかで買い物をしようとするとデータが色々やりとりされるのですが、そのデータはパケットという分割された状態で送信・受信されるんですよね。
それを受け取った側で組み立ててデータが出来上がっているようなイメージです。
そしてそのパケットの中には「送信元IPアドレス」と「宛先IPアドレス」というラベルがあって、それを元にいろんな機械やプログラムたちが荷物を届けてくれるんですね。
IPv4アドレスの形式
じゃあ具体的にIPアドレスってどんなもんなんですかというとまずはみてみましょうか。
192.168.1.1
まあ人が目にする部分で言うとこんな感じです。
一旦はこのまま4つの数字が4つの「.」で区切られていると思っておきましょうか。
そしてこの「192.168.1.1」という数字は「ネットワーク部」と「ホスト部」に分かれます。
例:192.168.1.1/24
- ネットワーク部 →
192.168.1
まで - ホスト部 →
1
まで
初めてみる人は色々疑問だと思いますが、一旦はこの場合、「/24」がついてるから上記の通りに別れてるんだなと思ってみてください。
グローバルIPとプライベートIP
記事がダラダラと長くなっていて恐縮ですが、最後にこれだけ。
IPアドレスの種類についてですね。
大きく「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」に分かれます。
- グローバルIPアドレス:インターネットに出ていくためのアドレス
-
プライベートIPアドレス:インターネットに出ていけないアドレス
組織内や家庭内のネットワークでのみ利用されるアドレス
まとめ
もっとサブネットの話とかしたかったのですが、思ったより長くなりそうなので今日はここまでとします。
ダラダラとすみません。
今回で押さえておきたいのは以下の点です。
- IPアドレスはネットワーク上の住所のようなもの
- データは「送信元IP」と「宛先IP」をラベルとしてやりとりされる
- IPv4アドレスは「xxx.xxx.xxx.xxx」の形式で表される
- ネットワーク部とホスト部に分けられる
- IPアドレスには「グローバルIP」と「プライベートIP」がある
次回はサブネットやその分割方法について触れていこうと思います。