2022年6月27日更新
このページの情報は古いです。
新しい2022年版の紹介はこちら↓
2021年2月11日更新
プログラムベースではなく、GUI レベルエディターが用意されていて、Unity より簡単にゲームが作れるゲームエンジン(ツール)をかき集めてみました。
Unity に挫折した人や、Unity を使うまでもないゲーム制作におすすめです。
主に HTML5 やスマホ向けにパブれるものが中心です。
ここの記事から、さらに3つに絞った動画による解説はこちら(2019年8月版)
CONSTRUCT 3
https://www.construct.net
次元:2D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Mac、Linux
言語:選択式(ノーコード)、JavaScript
価格:無料~有料
3 からエディターがブラウザ上で動作するようになった。
予め用意されたビヘイビアを利用して、作り上げていくタイプ。
珍しくオブジェクトにテキスト入力 GUI (フォーム)がある。
どっかで見たことあるようなゲームなら数時間で作れる。
[2021年2月11日追記]
引き続き活発にアップデートがリリースされており、新機能の追加やバグフィックスも頻繁に行われている。
そこそこのお値段をとるだけのことはあるが、未だに日本語環境が無いのは残念。
GDevelop 5
https://gdevelop-app.com
https://gdevelop-app.com/ja/
次元:2D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Mac、Linux
言語:選択式(ノーコード)、JavaScript
価格:無料~有料
上記の construct に似ているが、後発なので機能的には劣る。
その分、無料でもすべての機能が使える。
エディターはブラウザ上で動作するお試し版もあるが、通常は変な場所にインストールしてくれるインストール版を利用する。
この変な場所にインストールしてくれるインストール版には簡単なイメージエディタも含まれる。
サイトには一切書かれていないが、ソフトをインストールすると有料プランの紹介がある。
[2021年2月11日追記]
こちらも順調にアップデートを重ねており、2Dライトやライブプレビュー、実験段階ではあるもののタイルマップも追加された。
特にエディターの日本語対応がかなり進み、扱いやすくなったのは嬉しい。(YU-TANG さんに感謝!)
手前味噌ですがこんなサイト作ってます。
GDevelop 無料ゲーム制作ツールを使い倒す Blog
PlayCanvas
https://playcanvas.com/
https://playcanvas.jp/
次元:3D
出力:HTML5
言語:JavaScript
価格:無料~有料
ブラウザ上で本格的な 3D ゲームが作成できる。
日本では GMO が管理しているので、ドキュメントが日本語化されている。
Unity に近いので、こいつを使う意義を見出しにくいが、WebGL を利用してブラウザ上で動作するゲームを作りたい場合は、こちらに分がある様子。
[2021年2月11日追記]
WebGL2 や WebXR(WebVR & WebAR) のサポートなど、エンジン、エディターともに順調にアップデートを重ねており、ブラウザ上で遊べる 3D ゲームを作るなら Unity より圧倒的に手軽。
さらに料金プラン改定により、無料プランでも有料プランと同等の機能を利用できるようになった🙌
日本の運営事務局が、定期的にハンズオンを開催しているので、気になった人は参加してみよう。
RPGツクールMZ、RPGツクールMV、ラノゲツクールMV、アクションゲームツクールMV
https://tkool.jp/
次元:2D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Mac
言語:選択式(ノーコード)、Javascript
価格:有料
コンシューマーゲーム機向けは9割地雷であることで有名なツクールシリーズ。
PC 向けの MV 系は比較的安心で、ツクール感のないゲームを制作することも可能だが、ご多分に漏れず MV Trinity は N2 地雷なので注意。
たまに Steam で 80% OFF とかになってたりするので、定価で購入すると数週間後に泣きを見たりする。
なお、2019年8月現在、アクションゲームツクールMVは早期アクセス中で、パブリッシュは Win(exe) のみ。
[2021年2月11日追記]
2020年8月に RPGツクールMV の純粋な機能強化版 RPGツクールMZ が発売になった。
MV から MZ へのゲームデータ移行は可能だが、MV のプラグインは使えない。
Steam でのセールを狙って購入しないと、後で泣きを見るのは相変わらず。
Stencyl
http://www.stencyl.com/
次元:2D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Mac、Linux、Flash
言語:ドラッグアンドドロップ、Haxe
価格:無料~有料
Scratch のようにブロックを組み合わせてプログラミングする。
タイルマップをアニメーションさせることができる点はすごい。
ビヘイビアを作ることもできるが、予め用意されている公式のビヘイビアが総じてクソ。
さらにユーザーが作ったビヘイビアも総じてゴミ。
若干時代に乗り遅れてる感があり、悪くはないが良くもない印象。
あ、あと日本語の扱いが苦手。
[2021年2月11日追記]
死んではいないが瀕死。
マイナーなアップデートを細々と繰り返すのみで、新機能追加などはない。
Godot
https://godotengine.org
次元:2D、3D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Mac、Linux
言語:GDScript、他
価格:無料
使用する言語は複数対応しているがメインは GDScript という Python に似た言語。
VisualScript も用意されている。
2D ライトが使える。
admob などは GitHub などで提供されているものを使う。
ぶっちゃけ試してない。
[2021年2月11日追記]
資金提供も受けたりと、海外での人気はなかなかなご様子。
エディターはだいぶ日本語化されていて、日本語のドキュメントもあるのだが、このドキュメント、難解だと思うのは私だけだろうか……😅
Buildbox
https://www.buildbox.com/
次元:2D、3D
出力:iOS、Android、Windows
言語:選択式(ノーコード)、Javascript
価格:無料~有料
有料だから試してない。
[2021年2月11日追記]
無料版が出たようなので試してみた。
単純なゲームであれば、オブジェクトを配置し、予め用意されたノードを線で繋いでいくだけで完成する。
というか、この仕組だと単純なゲームしか作れない気がするw
スーパーカジュアルなゲームを作りたい人には合うかもしれない。
ただし日本語の情報は皆無。
アップデートは着実に行われている様子。
GameMaker Studio 2
https://www.yoyogames.com/
次元:2D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Mac、Linux
言語:ドラッグアンドドロップ、GML
価格:30日間トライアル~有料
試してn
[2019年9月8日追記]
試してみました。
海外ではかなり人気のあるゲームエンジン。
DnD というブロックを繋げていくビジュアルプログラミングの機能はあるけど、入力する式は GML という Javascript のような独自の言語で入力しないといけないため、あまり意味がない。
それなら最初から GML モードで記述したほうが早い。
ワークスペース上に小ウインドウを開いていく、独特な編集スタイルは人を選びそう。
年間契約ではなく、買い切りなのはありがたいかな。
[2021年2月11日追記]
2021年1月に開発元である YoYo Games が Opera に買収される。
開発体制に大きな変化もなく、個人的には良いことのように感じたが、フォーラムでは今後を心配する声もチラホラ。
有名タイトルをいくつも生み出しているソフトなだけに、今後の動向に注目したい。
ちな、有志の方による日本語化プロジェクトがあり、日本語化もできる様子(詳しくは分からないけど)
Defold
https://www.defold.com
https://www.defold.com/japan/
次元:2D
出力:iOS、Android、HTML5、Windows、Facebook
言語:Lua
価格:無料
エディターはあるけど、結局ごりごりプログラミングしないとダメなタイプ。
アプリ内購入は標準でサポートしているが、広告によるマネタイズはサードパーティー提供のエクステンションに頼る必要がある。
[2021年2月11日追記]
アップデートは行われている様子だが、正直、最近はあまり名前を聞かない。
あと日本語サイトは抹消された。
そもそもこれは Unity より簡単なのか?と過去の自分に問いたいw
おしまいヽ(=´▽`=)ノ