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ソフトウェア開発技術者がキャリアコンサルタントに:挑戦と学び

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はじめに

こんにちは。

技術の変化に追いつくのに四苦八苦して、トゲトゲになってしまったおじいさんです。

私は入社以来、ソフトウェア開発の現場で働き、
また課長職として若手技術者の育成や働きやすい環境づくりにも取り組んできました。

しかし、近年、職場の若手・中堅層の疲れや不安を目の当たりにし、
さらに何かできることはないか」と考えるようになりました。

技術者の現状

職場の技術者たちを見ていると、
疲れや不安を抱えている様子が目立つように思います。

技術の進歩やプロジェクトのプレッシャー、
組織方針と個々の思いのずれなど、
多くの要因が彼らの自信喪失につながっていると感じています。

もちろん活き活きと働いている方もいますが、
何らかの小さな不満や悩みを抱えている方が少なくないと思います。

何が必要か

私は、
多様な社員が自信を持ち、元気に働き続けられる環境づくりを目指したいと考えました。

その一つのアプローチとして、
「技術開発の現状がわかるキャリアコンサルタント」
の役割を担うことが有効だと感じています。

一般的にキャリアコンサルタントは 「人」に興味を持つ職種 ですが、
「モノ」に関心の強い技術者とは、
関心の対象やコミュニケーションの取り方が異なることがあります。
そのため、言葉や意図が伝わりにくいこともあります。

しかし技術者出身の私なら、
彼らの言葉や考えを理解しやすく、
より寄り添ったサポートができると考えています。

キャリアコンサルタントとは

ウィキペディアによると、

キャリアコンサルタント(国家資格)とは、学生・求職者・在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。<中略>
主な業務として、就職希望者や労働者等を対象に、職業の選択や、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談を行う。
この相談業務・行為のことをキャリアコンサルティングという

とあります。

私が目指すのは、
主に在職者(特に技術者)に対して、職業生活設計に関する相談を行うことです。

具体的には、
昇進や転職だけでなく
職場の人間関係や仕事の量・質、自己啓発など
多岐にわたるテーマに対応したいと考えています。

キャリアコンサルタント資格取得の道のり

しかし、私は基本的に技術職の経験しかなく
対人支援のスキルは自己流です。

また、キャリアコンサルタント試験には
3年以上の実務経験が必要ですが、
私はそれも満たしていません。

そこで、
厚生労働大臣認定の養成講座を受講することで受験資格を得て、
資格取得を目指すことにしました。

キャリアコンサルタント養成講座とその後の自主勉強

キャリアコンサルタント養成講座受講を決めた理由の一つは、
厚生労働省の専門実践教育訓練給付金を利用できることです。

この制度を使えば、

  • 講座修了で費用の50%
  • 試験一発合格でさらに20%

の給付金が受けられます。

しかし、実際にはいろいろな苦労がありました。

専門知識の暗記

キャリア理論や法律の知識は覚えるのが大変で、
特に数字や制度の詳細の丸暗記は、
苦手な私にはハードルが高かったです。

記憶力のある若いうちに挑戦しておけば、
もっと習得が楽だっただろうと思います。

ロールプレイの難しさ

面談のロールプレイは、全くうまくいかず落ち込むこともありました。

キャリアコンサルティングは、経験の再現を丁寧に行う必要があります。
しかし私は開発課題を解くように、
性急に解決策を求めることをしてしまうのです。

このような課題に気づき、
ロールプレイを繰り返す中で
同期や資格保有者のサポートにより、
何に着目し、何を問いかけるのかなど、
様々な気づきを得ることで、徐々に改善していきました。

また少し慣れてきたところで、
社内において積極的に1on1を実施しました。

その結果、
相手の方々から気づきが得られたと言っていただくことも多く、
自信が持てるようになりました。

論述試験の対策

論述試験の対策として過去問に取り組んだのですが、
学科試験と異なり正解が明確でないため、苦戦しました。

そこで同期で集まって答案記述内容を検討すると共に、
ChatGPTを活用して答案の振り返りや改善を行いました。

具体的には、

自分で作成した答案をChatGPTに入力し、採点させ、
さらに改善点の提案も求めました。

その結果、答案の質を向上させることができました。

試験合格

こうして、
いろいろな人に助けてもらいながら
またWebや生成AIの活用などで対策を進めた結果
無事合格となったのです。

今後の展望

今後は、
社内の多くの社員と面談を重ね、
同じ技術者として彼らの悩みやキャリアについて深く理解し、
自律的なキャリア形成をサポートしていきたいと考えています。

そのために、
さらなるコンサルティングスキルの研鑽と、
相談者への好意的関心を持ち続けることを心がけています。

特に、

  • 技術者としてのありたい姿を模索している社員
  • マネジメントに悩む技術畑の管理者

に対して、技術者出身のキャリアコンサルタントとして役立てると信じています。

おわりに

合格するまでにお世話になった、
養成講座の先生やスタッフさん、
共に学び支え合った受講生同期の皆さん、
サポートしてくれた資格保有者さん、
練習台になってくれた会社の皆さん、
全ての方に感謝してます。

技術者一人ひとりが自分のキャリアに自信を持ち、
元気に働き続けられる職場づくりに、少しでも貢献できれば幸いです。

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