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エンジニアのinputのためのnotion活用例

Last updated at Posted at 2022-12-25

この記事を書いた背景

2022年末現在にnotion上で管理していることをいくつかまとめてみて、アウトプットしてみようと思いこの記事を書き始めました。
その中でもエンジニアとして勉強をするのに役立っている項目をいくつか選び共有していきます。

notionを使う目的

自分はnotionを自分の脳で管理しきれないデータを系統立てて保存するものとして活用したいと思ってます。いわば自分の脳のSSDのようなイメージです。

これによって、仕事の勉強をダラダラと土日にせず平日だけで完結させたいのです。
自分はぶっちゃけ土日はぜったい仕事に関することをしたくありません。コードを書くことが死ぬほど好きってわけではないし、趣味をしたいです。
でも土日もコード書きたいんだぜ!って方も一定数いるわけだし、そうやって土日なにもしないでいると段々と追いつけなくなってきます。新しいチームに入ったときに、周りのレベルが高いと土日は疲れたから〜っていってなにもしないとだんだんお荷物になってしまいます。それでもなにもしたくない・・・
じゃーどうしたらいいか、土日になにもしなくていいように効率的に業務時間内でinputを行いたいというわけです。

目次

レビュー事例集・レビューチェック表

割と最近はじめました、とりあえず今年一年のありとあらゆるレビューはすべて振り返ってここで管理しようと思ってます。

Pasted_Image_2022_12_25_20_03.png

レビュー事例集は具体的にどういう指摘をもらったのか(または自分がレビューをしているときに発見・指摘したことも)をどんどん追加していく表です。
ここでは「どういう問題を指摘してもらったのか」を具体的に書いておき、「どういう方針で対応したのか」も具体的に書いておきます。実際にだれにレビューしてもらっておいたかなども書いておくことで、再度見直したときに鮮明に思い出すことができるように書いておくと良いかと思います。

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レビューチェック表は自分がレビューをする時やコードを書く時に参考にするために管理しています。
レビュー事例集で書いていた具体的事例を抽象化して、レビューチェック表に書きます。チェック表では「問題」と「対応方針」を抽象化して記述します。notionのデータベースのrelationの機能をつかってこれらを最後に結びつけておく感じです。

こうすることによって、今までコードレビューや設計書レビューの中でなんとなく学びなんとなくできるようになったことを系統立てて管理することができるようになりました。何度も同じ指摘をうけることもなくなり、常に新しい改善に取り組むことができるようになれると思っております。
また、レビュー事例集に追加をする際に以前のレビューもちらっと見るような習慣をつけることで復習もできるようになりました。

学んだ単語・用語集

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仕事をしていく中で、初めて聞いた単語、なんかちょっとだけわかる単語などがでてくることが必ずあると思います。slack上での他人の会話、MTG、仕様書やドキュメントなどなどいろんなところに学ぶべき単語が散りばめられています。
そういった単語に遭遇したら、即このデータベースにつっこむようにします。また、端的な意味も書いておきます。あとで見返した時にすぐわかるように!
どんなものでもとりあえずここに突っ込むスタイルです。はじめてみたコードや実行コマンドだったり、もうなんでもです!
これを意識していると、1ヶ月とすこしで198ワードが溜まってました(2022年末現在)。

時間がないときは、意味はあとで書くので問題ないかと思います。MTGのときなんかは書いている暇もないはずですので。

また、遭遇した場面もついでに書いておきます。これは意外と効果的でした。見返したときに思い出すのがとても楽になりました。

また自分の場合は新しいワードを突っ込んだ時に,少し見返すことで脳へのinputがはかどっていった気がします。追記して、同じジャンルのものをfilterしてざっと確認する。わからないのがあったら、もうすこし深堀りしておくみたいな流れです。

これにより、仕事の中で学んだ知識も系統立てて管理・復習ができるようになりました。notionはSSDなので好きなときに取り出して参照できるようになるはずです。

(2023年11月追記)
「意味」の行にNotion AIを利用して、登録後すぐに単語の意味も入力されるようにしておくとさらに勉強がはかどります!

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英単語集

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英語ドキュメントを読む必要があったり、チームメンバーに英語話者がいるプロジェクトも多くなってきていると思います。なので2022年現在、エンジニアとして働く場合最低限の英語のリーディング力は必要不可欠だと考えております。

英単語集においてもしらない単語があったら、すぐに突っ込むスタイルです。意味をしらべる時間がなかったら、あとでしらべる。基本的には「学んだ単語・用語集」と同じ方針です。
これによって、英語ドキュメントを読む際に必要な英単語を簡単に復習できるようにして、語彙力を強化することができるようになると思ってます。

単語と意味だけではなく、例文も書いておきます。ここは自分が書いたり話せるような文を組んで見ることが重要かなと思います。聞くとき・話すときの語彙力強化にもつながってくるはずです。

また実際に遭遇したときの場面や状況、遭遇した英語の例文まで載せるようにしておくと、再度見返したときに思い出しやすくなります。

(2023年11月追記)
Notion AIを利用することで、より簡単に英単語の意味・例文を用意することができるようになりました!
新しい単語を登録したら、その単語の英和辞典での意味、英英辞典での意味、その単語を用いた例文を3つ自動で生成させるようにしています。

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KPT

KPTってなに?って方はこちらの記事とかを参考にしてください
今年携わっていた開発の中で、スクラム開発の中でレトロスペクティブを行っていました。
KPTを採用しており、チームの中での問題点を顕在化させるのに非常に役立っていました。では自分の中での問題点を洗い出し、改善に結びつけるのにもいいんじゃねって思いnotionで管理しはじめたところかなりハマりました。半年ほどまえから初めて、2022年末現在Kが105個、Pが172個、Tが83個溜まりました。(仕事以外にも私生活のことも含めてはいますが)

K

Kはシンプルにタイトルのみに、自分がうまくできていることとかポジティブな面を書いておきます。探すのもちょっと難しいのですが、できるかぎりここを絞り出して書いておくことが後々活きてくるかと思います。みかえした時にちょっとうれしくなれるのでw
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P

Pは自分の問題点を書いておきます。ネガティブな人であればここを書くのは簡単でしょうw
がKとは対象的に後々みかえした時に辛くなるので程々にw
そして、PとTはrelationをはっておきます。これによりその問題点に対しての解決方法を意識することができるはずです。
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T

TはPに対して、解決方法をまとめておくためのデータベースになります。Pで起票したら、できる限りはやくTを書いておくようにするといいかなと。
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以前は日記を毎日書いていたけど、あんまり見返さなかったし何を書いておけばいいかよくわからなくなってしまいました。
しかしKPTという枠にあてはめて毎日なにかしら書いていくことで、見返しが容易になり書きやすくもなりました。よってKPTは日記のいいところだけを凝縮したようなものであるかなと思ってます。
仕事の日々の改善を実感できるようになるのでおすすめです!

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