「組込みソフト屋のシゴト HWテストプログラム」と題してしてTwitterに4連投したのだけど、葬り去るのはもったいないので、まとめておく
#組込みソフト屋のシゴト HWテストプログラム1
— SONODA Takehiko (@OzoraKobo) September 11, 2020
試作基板が上がってくるとまずハード屋さんが電源まわりのチェックを行い、次いでマイコン(MPU)が搭載デバイスに正しくアクセスできるかプログラムを使ってチェックする。通常OSなしで、メモリとデバイスにアクセスするためのドライバからなる。(続く)
#組込みソフト屋のシゴト HWテストプログラム2
— SONODA Takehiko (@OzoraKobo) September 12, 2020
テストプログラムはシリアル通信(通常はUART)でパソコンとつなぎ、コマンドで操作できるようにしてある。僕らはシェルと読んでいたが、モニタとも呼ばれる。メモリのリード/ライト、GPIOの設定・入出力、その他のインタフェースをチェックする。(続く)
組込みソフト屋のシゴト HWテストプログラム3
— SONODA Takehiko (@OzoraKobo) September 15, 2020
テストが期待される結果にならなかったときは回路のミスが考えられテスターやオシロを使って確認します。プローブを当てる場所やどいういう波形が出るかなど回路やデータシートを読むこと必要です。バスやSDRAM設定の調整でもオシロを使います。(続く)
#組込みソフト屋のシゴト HWテストプログラム4
— SONODA Takehiko (@OzoraKobo) September 17, 2020
テストプログラムは基板ができる前に作り始めますから、新規の時は同じMPUの評価ボードを使って開発します。本来のソフトも始めは評価ボードで開発することもあります。マイコン基板が評価ボードの構成に合わせてあるとソフト屋は助かります。(終)