前提
受験ポリシーにのっとり、「こんな問題が出た」という話は一切ありません。
今回はMicrosoft認定試験のベータ版をはじめて受けたので、その体験を中心に書きます。
1.MS新資格の発表
2025年11月に、以下の新試験群(AI Businessシリーズ)が発表されました!
早速、AB-900を受験してきました。
| 試験番号 | 試験名 | 対象ロール | 概要 | 学習ガイド |
|---|---|---|---|---|
| AB-900 | Copilot & Agent Administration Fundamentals | 管理者、機能コンサルタント | Microsoft 365 Copilotやエージェントの管理に関する基礎知識 | 学習ガイド |
| AB-730 | AI Business Professional | ビジネスユーザー | AIを活用した業務効率化やCopilotのビジネス利用に関する知識 | 学習ガイド |
| AB-731 | AI Transformation Leader | ビジネスリーダー、経営者 | 組織におけるAI導入戦略や変革推進のための知識 | 学習ガイド |
| AB-100 | Agentic AI Business Solutions Architect | ソリューションアーキテクト | AIエージェントを活用したソリューション設計に関する知識 | 学習ガイド |
2.ベータ試験について
ベータ試験は、以下のような試験です。
・正式公開前に問題の品質を確認するために実施
・受験者の回答データを収集してスコア基準や問題の妥当性を調整
・合否は試験終了直後にはわからず、後日メールで通知される
・合格していた場合は通常の試験合格と同様に取り扱われる
・本番試験より問題数が多く、試験時間も長め
・各問題に対してフィードバックを入力する画面が表示され、コメントで品質改善に貢献できる
3.ベータ試験の予約
MS公式ブログで8割引のクーポン(先着)配布をしていました。
AB-900については、2026年1月3日まで猶予がありますので、ぜひトライしてみてください(先着順のためお早めに)。
クーポンが使えるという点以外は、通常の予約プロセスと何ら変わりがありませんでした。
予約はPearson VUE経由でおこない、クーポンコードを入力するだけで割引が適用されます。
4.AB-900について
学習ガイド
試験詳細
試験範囲を抜粋すると
・Microsoft 365 サービスのコア機能とオブジェクトを特定する
・Microsoft 365 と Copilot のデータ保護とガバナンス のタスクについて
・Copilot とエージェントの基本的な管理タスクを実行する
という内容です。
公式ラーニングパスは約6時間で、模擬問題(モジュール評価)も用意されています。
現在の予定では2026年2月に一般公開される予定とのことです。
5.受験準備
「我Copilot詳しいし多分通るだろ(ハナホジー)」の精神で、一切勉強していませんでした。
家を出る30分前にはじめてLearnのラーニングパスを開き、モジュール評価のページだけ軽く目を通しました。
6.受験
以下、試験中における箇条書きメモです。
- すべての画面が英語(英語で受けているので当たり前)
- いつもと違い「これはベータ試験です」という説明があった。
- 冒頭に「お前の熟練度は?」アンケートがある。この内容で合否のレベルが変わるのかは不明。
- 問題数が多い(ベータ版のため多いらしい。試験時間も通常45分のところ、60分になってた。)
- 不安な気持ちになる問題や形式がちらほらあった。
- 試験完了までの流れは同じ。
- 試験完了後、各問題に対してフィードバックをする画面が出る(問題ごとにコメントを入力できる)。
- フィードバックが終わって「終わりましたよ」の紙を受け取るだけで、合否は追って連絡とのこと。
7.感想
試験内容についてはポリシー上直接触れられませんが、学習ガイドの内容通りでした。
- 学習ガイドに書かれていることを知識として理解している
- 管理者としてCopilotの管理を実践している
という方であれば、比較的容易にパスできる試験ではないかと思います。
(まだ受かったわけでもないのに偉そうなことを言ってすみません)
8.おまけ1
日本語訳が怪しい
いつもの"コピロット"です。
9.おまけ2
「新しいCopilotの試験が出たら即日で取得する」、有言実行です。
(スケジュール的に受けられる&試験センターの空きがある最短日が12/8だった)
残り3つの試験は、受験費用の兼ね合いで一般提供されてから受けます!
