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TeamsのAIワークフローって何?CopilotやPower Automateと何が違うの?

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前提

この記事は2025/9/23時点での公開情報や動作を私なりにまとめたものとなります。
正確な情報はご自身でご確認もしくはMicrosoftへお問い合わせください。

また、環境ごとにリリースタイミングが異なる点や、管理者により制御されている可能性がある点、ご留意ください。
また、本機能はパブリックプレビューであるため、今後変わる可能性があります。

📢 公式情報

2025年9月19日に、Microsoft公式ブログにて、様々なMicrosoft 365 Copilot関連のエージェントの発表がありました。

その中でもTeamsに関するエージェントの情報はこちらです。

「The newly redesigned Workflows experience in Teams」と書かれているのが、本記事の対象です。ここにひっそりとパブリックプレビューであることが書かれています。

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メッセージセンターの情報はこちら

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Microsoft Learnの情報はまだ更新されていないようです

もう環境にリリースされてました

Teams環境の「ワークフロー」アプリからアクセスできます。

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まず「ワークフロー」から検証

実態はPower Automateのフローなのですが、作成画面のUIが簡略化されているようです。
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最近別のUpdateで、Emojiリアクションがトリガーに設定できるようになっているので、こんなこともできます。

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保存すると、こんな画面になります。

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「Power Automateで編集」をクリックすると、Teamsのワークフローアプリ内のPower Automateという、三層構造になります。
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保存すると、Default環境に保存されるようです。
Teamsをトリガーにするフローは基本的にDefalut環境での構築が必要なため、納得の挙動です。
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動作テスト

見事、怒りを静める会が自動発行されました。
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(参考)従来の「ワークフロー」アプリ画面はこちらです。ブラウザ版Teamsで見えます。

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従来の「ワークフロー」アプリでフローを作ろうとすると、そのままフローの作成画面に行くので、UI的にはユーザーフレンドリーになったかなと感じます。
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本題の「AIワークフロー」とは?

既定で6個のAIワークフローが準備されているようです。
[+最初から構築]でAIワークフローを作ることはできなさそうでした。
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※ここでフィルタリングができます
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「ワークフロー」に比べ、「AIワークフロー」は結構簡素な画面です。
Microsoft 365 Copilotの「スケジュールプロンプト」に近い形となっています。
image.png

追加後に内容や頻度の編集はできず、オフにするか削除するかのみです。
image.png

動作テスト

要約の送信先にチャットを指定すると、「Workflows」さんからのチャットが届きます。本文はLoopのようです。

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中身は箇条書きで、なんとも簡素な内容です。
Microsoft 365 Copilotでの応答とはかなり違うようです。
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(参考)この「AIワークフロー」はDefault環境のフローには追加されません。フロー扱いではないです。

どこにいるのかというと、「Microsoft 365」という、Microsoft 365 Copilotのスケジュールプロンプト用環境にいます。
スケジュールプロンプトと同じ「Copilot Actions」テーブルに追加されていくようです。
これ以上の深堀りはマニアックすぎるので止めておきます。
image.png

🔮 まとめ

・「AIワークフロー」は進化待ちなのか、まだイマイチな感想です。
・「ワークフロー」は以前よりわかりやすく、使い勝手がよくなってそうです。
  絵文字で何かテストしてみるのがおすすめです!!!楽しくコミュニケーションがとれそうです!!

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