はじめに

　GitやGitHubを使っているだろうか。この記事にぶち当たっている方の中には、これから挑戦しようとしている方も多いだろう。
　この記事ではGitのインストールからGitHub CLIの導入＆連携まで行い、Gitの練習としてよく使うコマンドを少し叩いてみようという内容である。それでは早速本題に入っていこう。

前提知識 : Git＆GitHubの用途

Git

　プログラムなどのファイル群を管理するコマンドである。出来ることとしては、ファイルのバージョン管理が主な役割である。

GitHub

　プログラムを他の人と共有したり、ブランチを切って並行に開発するサポートをしてくれるサービスである。
この手のリモートリポジトリを提供してくれるサービスは、他にも沢山ある。

Gitのインストール

Windows

インストーラーから

下のリンクからWindowsのインストーラーをダウンロードしインストールしてほしい。

ポイント

デフォルトのエディターを設定する項目があるため、よく英語を読んで設定すること。（VScodeおすすめ。）
デフォルトのブランチ名を変更する項目があるため、「main」を設定すること。

winget

winget install --id Git.Git -e --source winget

scoop

　少し上級者向けではあるが、入れるメリットは十分にある。因みに、僕も好きなコマンド。

Linux

大体のディストリビューションで公開されているから、デフォルトのパッケージマネージャーで適当に叩くと出てくる。
バージョンは知らんが、ちゃんとバージョンのリストをアップデートしましょう。（２世代前のやつとか入ってくるから。）

apt (Ubuntu / Kubuntu / Xubuntu / Lubuntuなど)

sudo apt install git

pacman (Arch Linuxなど)

pacman -S git

Gitの設定

これをやらないと、コミットした人の履歴が作れないためコミットが成功しません。

git config --global user.name "<your user name>"
git config --global user.email "<example@example.com>"

デフォルトのブランチ名を「main」にする。(大事)

git config --global init.defaultBranch main

GitHubの設定

アカウントを作る

サインアップを押して、あとは成り行きで。

トークンを作る

Settingsを押す

Developer Settingsを押す

Personal access tokensを押す

Personal access tokens (classic)を選択し、Generate new tokenを押す

連携の設定

GitHub CLI（gh）コマンドのインストール

公式の手順に従うべし。

GitHubとGitの連携

gh auth loginをターミナルで叩く
What account do you want to log into? >> GitHub.com
What is your preferred protocol for Git operations? >> HTTPS
How would you like to authenticate GitHub CLI? >> Paste an authentication token
Paste your authentication token >> 先程作ったトークンをコピペする。

Git及びGitHubの練習自分のプロフィールを作ろう

リポジトリを作る

　GitHubで、自分のユーザーIDと同じ名前のリポジトリを作るとそのリポジトリにあるREADME.mdが自分のプロフィールとして表示される。
URLの中に、IDがある。

https://github.com/<Your User ID>

自分のわかりやすい場所にフォルダを作り、VScodeで開く

　フォルダの場所は任意。

新しいファイルを作る。

　名前をREADME.mdとする。

Markdownの書き方

下の記事を参考にしてほしい。

そもそもMarkdownってなに？

　決まった文法に従って書くことで、タイトルや箇条書き、引用やコードなどを自由自在に表示できるもの。
有名な記事投稿サイトでは、この記法で書くものが主流である。

githubのREADME.md
qiita (この記事もそう)
medium
stackoverflow
Zenn
etc...

そのサイトが提供する、マークダウンの文法によって多少差はあるが、下で紹介するものはだいたいどこでも使える。

よく使う書き方

　上の記事だけだと不親切なので、よく使う書き方を書いてみる。

タイトル・HTMLで言う<h?>タグ

# h1
## h2
### h3
#### h4
##### h5
###### h6

箇条書き

- item1
- item2
- item3
- item4

文字のスタイルを変える

*italic/斜体*
**bold/太字**
***italic & bold***

etc...

　他にも

画像
コード
引用
リンク
区画線
などがある。（サイトによってはもっと拡張されている。）

シャレオツにしてくれるやつ

自分のGitHubの状態を表示してくれる

初めはなかなか悲しくなるが、盛り上がってくると楽しい。

バッチ

自分で貼ってて悲しくならない程度に貼ろう。

最後に

　Githubはプログラム共有でよく使われるので、使い方を習得しておくのは大事なことです。
プロフィールは、その人のGithubの顔になる部分ですので綺麗にしておきましょう。