はじめに
はじめまして!情報系専門学校を卒業し、新卒でIT企業に勤務して8か月の者です!
「専門学校に通うか迷っている」 「実際に通っているけど、この経験は本当に役立つのだろうか」 そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
私自身も在学中の経験が、将来どれだけ役に立つのか分からず、迷うことがたくさんありました。しかし実際に働き始めてみると、「あの時の経験があったからこそ今がある!」 と思う瞬間が何度もありました。
この記事では、専門学校を卒業してIT業界に飛び込んだ私が 「これは本当にためになった!」 と感じた3つのポイントを具体的なエピソードを交えながらお伝えします。
専門学校への進学を迷っている方、あるいは在学中の方の不安を少しでも解消し、前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです!
プロフィール
- 三年制専門学校を卒業
- 在学中は認定資格の取得やチームでのアプリ開発を経験
- 毎日約8時間のアルバイト生活(103万の壁完全破壊)
- 現在はインフラエンジニアとして勤務
- 最近ボーナスでスノーボードを購入!
結論
専門学校で得られた学びの中で、私が特に役に立ったと感じているのは以下の3点です。
1. チーム開発を通じてプロジェクトの流れを理解したこと
2. 資格取得でITの基礎知識と自信を身につけたこと
3. 問題に直面した際の向き合い方を学んだこと
この記事では、それぞれのポイントについて私自身の経験をもとに、社会人になってからどのように役立ったのかを具体的にご説明します。
チーム開発を通じてプロジェクトの流れを理解したこと
一つ目は 「チーム開発を通じてプロジェクトの流れを理解できた」 経験についてお話します。私が通っていた専門学校では、チームでアプリを開発する中で、プロジェクトの進行方法を学ぶことができました。
例えば、現実の社会問題を解決するアプリを企画するところから、基本設計書やクラス定義書を作成し、レビューを受けるといったプロセスを経験しました。また、WBSを作成して進捗管理を行ったり、Gitを活用してコードの管理を行ったりと、実務を意識した開発を体験することができました。
…といった話だけ聞くと順調に進んだよう思われるかもしれませんが、実際は試行錯誤の連続でした。初期の頃は、Gitを使わずGoogle Driveでファイルを共有したり、設計書の修正を何度も繰り返したり、さらにはWBSを大幅に超過して毎日のように居残り作業をしていたこともあります(笑)。
それでも、3年間で4回のチーム開発を経験したことで、効率的な開発方法やプロジェクトの流れを徐々に理解できるようになりました。
その結果、実際に配属された案件でも、「なぜこのタスクが必要なのか」を考える癖がつき、業務を深く理解できるようになりました。(まだわからないことばかりですが…!)
こうした専門学校でのチーム開発を通じて経験した失敗や苦労が、現在の私の土台となっています。
これが学生時代チーム開発で 「失敗」して「ためになったこと」 1つ目です。
資格取得でITの基礎知識と自信を身につけたこと
二つ目は、「資格取得を通してITの基礎知識と自信を身につけることができた」 経験についてお話します。私が通っていた専門学校では、資格取得を強く推奨しており、資格別に特化した授業を受けることができました。その結果、手厚いサポートのおかげもあり、在学中に多数の資格を取得することができました。
資格取得の経験は、現在の私のIT基礎力と自信の源となっています。資格の勉強を通じて新たな知識を得る楽しさや、合格したときの達成感を何度も味わいました。しかしある時、資格取得そのものが目標になってしまい、ITの知識を身に付けるという本来の目的を見失っていることに気づきました。
資格はあくまでも、ITの知識をインプットするための手段の一つであり、取得することがゴールではありません。 この自身の目的と価値観のズレに気づき、自分の学びの方向性を見直すことができたのも、資格取得に集中できる環境を提供してくれた専門学校のおかげです。
社会人となった今でも、エンジニアとして日々新しい知識を学び続けています。資格取得はその一環として役立っており、学び続ける習慣を持つことで、成長し続けることができています。
これが、学生時代に多数の資格取得を 「実践」して得られた「ためになったこと」 の2つ目です。
問題に直面した際の向き合い方を学んだこと
三つ目は、「問題が起きた時の向き合い方を身につけた」 経験についてお話しします。
専門学校時代、何かを開発したり行動したりするたびに、大なり小なり問題が発生することを身をもって経験しました。例えば、チーム開発ではタスクの遅延やメンバー間の意見の食い違い、コードの不具合など、数多くの課題に直面しました。
特に印象に残っているのは、アプリ開発のプロジェクトで発生したバグを全員で解決した時のことです。最初は何が原因か全く分からず、時間だけが過ぎていきました。しかし、一つひとつ原因を洗い出し、時には全く面識のない講師や先輩に相談しながら問題に立ち向かい、最終的にバグを修正することができました。この経験から、問題解決には 「焦らず、冷静に状況を分析すること」「一人で抱え込まず、周囲の力を借りること」 が重要であると学びました。
また、問題に直面するたびに 「どうしてこの問題が起きたのか?」「次に同じ問題を防ぐためには何をすべきか?」 といった振り返りを行う癖が身につきました。
こうした習慣は社会人になった今でも活きています。現在の業務でも、失敗した際には同じように原因を追求し、解決策や再発防止策を考えることができています。
それが必ずしも解決や再発防止に繋がるわけではない未熟者ですが、問題に対する向き合い方を学ぶことができたのは、失敗を恐れず挑戦する場を提供してくれた専門学校のおかげだと感じています。
これが学生時代に 「問題」と向き合い、「ためになったこと」 の3つ目の要素です。
締めの言葉
これらの学びを得ることができたのは、ただ受け身で講義や課題に取り組むのではなく、「どうしたらもっと良い成果が出せるのか」「なぜこの作業を行うのか」 と常に考え、主体的に行動してきたからだと思っています。専門学校という環境は、努力する人にとって無限の可能性を広げられる場所です。
だからこそ、これから専門学校に入ろうか迷っている方や、在学中の専門学生の皆さんには、自分の手で未来を切り開く行動力 を持ってほしいです。最初は不安や迷いもあるかもしれませんが、まずは一歩踏み出して挑戦を重ねることで、必ず自分の成長を実感できる瞬間が訪れます。
この記事が、少しでも皆さんの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。そして、あなた自身の努力によって作り上げる未来を、心から応援しています!