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VTuberなど150名のバーチャルキャラクターさんにテスターをお願いしたらイイコトばかりだった

Last updated at 2020-02-23Posted at 2020-02-23

先週末（2/15）に個人開発プロダクトとして、バーチャルキャラクターのためのプロフィール登録サービス『Meish*』をリリースしたので、こちらのクローズドβからリリースまでのお話をします！

結果として1週間目でユーザー550名を超える登録をいただき、大変好調な滑り出しができました。
テスターおよび初期登録ユーザーのみなさまには大感謝です！

サービスTOP

Meish*
https://www.meish.me/

クローズドβテスターの募集

このプロダクトは「バーチャルキャラクターは設定が多く、Twitterでプロフィール管理をするのが難しい」という課題を解決するためのWebサービスだったので、クローズドβの募集はTwitter上でしました。

テスター募集ツイート

クローズドβの運用

テスト期間中のコミュニケーションはDiscordを利用しました。（通話機能は使ってません）

Discordのチャンネル一覧

開発者以外のユーザーともコミュニケーションを行いたいので、GitHubのIssueではなくDiscordのチャンネルを使いました。

クローズドβの期間は2週間でした。テスターはリリース日まで継続的に受け入れて、最終的に150名のVTuberの方やVRChatユーザーの方、そのほか対象ユーザーに近いテスターさんを集めることができました。

バーチャルなテスターさんのここがすごい！

この記事ではバーチャルなテスターさんたちにテストをお願いして、どんなイイコトがあったのかを書きたいと思います！

どんどん人が来る

SNSやオンライン上で広く活動されている方々なので、横のつながりがとても強いです。
クローズドβの募集ツイートが継続的に拡散されて、常に新しい人が入ってきてくれました。

これによって初期のテスターさんが触らなくなった入会導線や規約周りの変更などのテストも無理にお願いすることなく進めることができました。

以下がクローズドβ募集ツイートです。
https://twitter.com/OkuriSae/status/1223098743852912643?s=20

リプライを見ていただけるとわかりやすいですが、「はじめまして」から始まるリプライがほとんどで、私自身の人脈にはあまり依存していません。

テスト内容が実践的

サービスの想定ユーザーさん（Twitterのプロフィール管理に困っている方々）にテストをお願いすることができたので、入力データが「テストテスト」などの適当なものではなく、本番データに近いものを入れてもらえました。

また入力したいデータが明確に存在するので、実際のユースケース付きの具体的な要望をいただくことができました。

入力データの精度が高く本番データとして引き継げる状態だったので、テスターの方はそのまま事前登録ユーザーになっていただきました。（画像のみ大きくフォーマットが変わっていたので初期化しました）

キャラクターやデータの多様性が高い

男性、女性、中間値の性別（男の娘やバ美肉さん）、マスコットキャラや２Dキャラ、３Dキャラ、SDキャラなど多種多様な属性を持つテスターさんに参加していただけたおかげで、多様性をカバーできるサービス設計やデザインをすることができました。

クローズドβの登録タグ

またTwitterで募集したので、PCユーザーとスマホユーザー両方にリーチでき、スマホの表示不具合なども報告していただけました。

様々なコンテンツを持ってる

自身の立ち絵や動画素材、動画ファイルなどを持っているユーザーが多く、こちらで何もテストデータは用意しませんでした。また実際に入力される想定のファイルになるので、バリデーションやデータ圧縮、表示用のサンプルとしてとても参考になりました。

投稿画像の表示方法についてのやりとりの例(許諾済)

また実際に投稿される画像データはかなり大きいことがわかり、バリデーションに加えてサーバー側でのデータ圧縮の必要性があることにも気づけました。リリース後に画像投稿フォーマットを変更を入れるのはとても危険で大変な作業になるため、リリース前に気づけて助かりました。

やさしい、褒め上手

ネット上で活動してるためテキストでのコミュニケーションに長けていて、とてもスムーズにコミュニケーションを行えました。不備や不具合の指摘についても柔らかく丁寧に教えてくださりました。
また機能のアップデート報告やこちらからのお願いについても大変好意的に反応くださり、リアクションなども多くもらえるので開発のモチベーションが続きました！