はじめに
「Amazon Bedrockって聞いたけど、よくわからない…」
そんなあなたのために、超初心者向けにAmazon Bedrockのモデル推論APIをわかりやすく解説します。
モデル推論APIとは?
Amazon Bedrockは、様々な種類のAIモデルを使って、アプリ開発を簡単にできるサービスです。モデル推論APIはその中でも、AIモデルを使って実際の結果を得るための重要なツールです。
例えば、テキストを生成したり、画像を分析したり、翻訳したりといったことを、APIを使って簡単に実行できます。
主要なモデル推論API
Amazon Bedrockには、様々なモデル推論APIが用意されていますが、今回は特に重要な4つのAPIをご紹介します。
1. InvokeModel API: 基礎となる汎用API
InvokeModel API は、最も基本的なAPIです。テキストや画像、ベクトルの生成など、幅広いAIモデルに対応しています。モデルの指定や入力パラメータの設定が必要ですが、結果はすぐに確認できます。
2. InvokeModel with ResponseStream API: リアルタイムな結果表示
InvokeModel with ResponseStream API は、チャットアプリのように結果を少しずつ表示したい場合に便利なAPIです。レスポンスをストリームとして取得するため、ユーザーの待ち時間を短縮し、より良い体験を提供できます。
3. Converse API: 対話形式モデルを簡単に利用
Converse API は、対話形式のAIモデルを簡単に切り替えられるAPIです。入力形式が統一されているため、複数のモデル間でプロンプトやパラメータの違いを気にする必要はありません。
4. ConverseStream API: リアルタイムな対話体験
ConverseStream API は、Converse API のストリーミング版で、リアルタイムに近い出力を実現できます。チャットボットなどの開発に最適です。
バッチ推論: 大量のデータを効率的に処理
バッチ推論は、複数のプロンプトを一括で処理する機能です。Amazon S3 に JSONL 形式の入力ファイルを用意し、CreateModelInvocationJob API でバッチジョブを実行します。この機能は、オンデマンド推論の50%の料金で利用可能で、大量のデータ処理に適しています。
まとめ
Amazon Bedrock のモデル推論APIは、様々な用途でAIモデルを活用するための強力なツールです。今回の記事では、主要なAPIを簡単に紹介しました。
ぜひ、これらのAPIを使って、あなたのアプリ開発をさらに進化させてください!
関係資料
AmazonBedrockモデル推論b.実践編【AmazonBedrockSeries#実践編】【AWSBlackBelt】-YouTube
AmazonBedrockモデル推論b.実践編【AmazonBedrockSeries#実践編】【AWSBlackBelt】-PDF