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emma

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Last updated at Posted at 2025-12-24

IPFactory Advent Calender 2025 最終日の記事です。

はじめに

emmaは「指示するだけで、AIが勝手に仕事してくれる」をコンセプトにしたサービスです。

emma (evaluable multi-modal agent)は、監査可能なマルチモーダルエージェントであり、
エージェント群がヒトの代わりに働くことを前提として設計されたAIネイティブプラットフォームです。

この記事では、emmaの機能について紹介していきます。


Playground

Playground画面

Playgroundはemmaのメイン機能です。
チャット形式でAIに指示を出すと、適切なエージェントが自動で選択され、タスクを実行します。

特徴

  • 自然言語で指示
    • Slackに今日の進捗を投稿して
    • notionにレポートとして送って

のように普段の言葉で指示できます。

  • 複数のエージェントが連携
    タスクの内容に応じて様々なエージェントが連携しタスクを遂行します。
  • リアルタイムストリーミング
    AIの思考過程や実行状況をリアルタイムで確認できます。

Integrations

スクリーンショット 2026-01-20 14.07.03.png

emmaは様々な外部サービスと連携できます。
OAuth認証を使用しているので、ポチポチすればすぐ連携できます。
APIキーを直接入力する必要はなく、安全に接続できます。
(もちろんサーチ系のツールなどでapi keyを入れるだけのものもあります。)

対応サービス

カテゴリ サービス
コミュニケーション Slack, Discord, Microsoft Teams, LINE
ドキュメント Notion, Google Docs
開発 GitHub, Bitbucket
ストレージ Box, Dropbox, Google Drive
プロジェクト管理 Jira, Asana, Backlog
その他 Chatwork, HubSpot, Airtable

など(現時点で53サービスと連携)


Memories

LLMを使っていて「なんか違うんだよな...」と感じたことはありませんか?

取引先、社内、プライベート。
関係性が複雑になるほど、AIに説明するのは面倒になっていきます。
emmaのMemoriesは、この問題を解決します。

重要な情報を一度登録すれば、emmaが記憶。
次の会話では、その関係性を理解した上で対応してくれます。

エンティティの登録

エンティティとは、人、場所、プロジェクトなど、emmaに覚えておいてほしい情報のことです。
ちなみにデフォルトではユーザが登録されてます。

スクリーンショット 2025-12-24 10.46.24.png

それではDuzzleに関して作成して行きましょう。nameやcategoryを入力し作成します。

スクリーンショット 2025-12-24 11.01.35.png

そうするとDuzzleがノードとして作成されます。

スクリーンショット 2025-12-24 11.08.03.png

この状態では僕との関係性はまだわかりません。ノードを繋いで行きましょう。

スクリーンショット 2025-12-24 11.12.05.png

sorce,target,relationを選択してaddします。そうすると僕のと関係性が紐づきます。

スクリーンショット 2025-12-24 11.15.26.png
さらに僕についてのメモリーを追加しました。

スクリーンショット 2025-12-24 11.20.57.png

この状態でemmaに質問してみましょう。

スクリーンショット 2025-12-24 11.22.11.png

スクリーンショット 2025-12-24 11.22.59.png

ちなみにこれは何もない状態の時のemmaの反応です。
スクリーンショット 2025-12-24 10.52.03.png

emmaの記憶構造についてなんとなくわかったでしょうか?

なぜ記憶機能が必要なのか

皆さんがプロジェクトに配属された時を想像してください。

社内の他部署のメンバー、顧客、パートナー企業...プロジェクトが大きくなるほど、
ステークホルダーの関係性は複雑になっていきます。

従来のAIでは、この複雑な関係性を理解させるために、毎回説明する必要がありました。
ユーザー )田中さんにメール送って
LLM )田中さんとは誰ですか?
ユーザー )A社の営業担当で、プロジェクト〜の窓口をしている人です
LLM )メールアドレスを教えてください
ユーザー ) 田中さんのアドレスは〜です。あと、CCに山田さんも入れて
LLM )山田さんとは誰ですか?
これは極端かもしれませんがこんな感じになりますよね?
この場合、もしプロジェクトに田中さんが二人いたら終わります。

Emmaの記憶機能が解決すること

emmaは一度登録した情報を記憶し、次回以降は説明不要で理解してくれます。

  • Project〜の田中さんに、来週の打ち合わせ日程をSlackで確認して
  • 山田さんが作ったNotionの議事録を、関係者全員にメールで共有して
  • A社との契約書をDropboxからダウンロードして、法務の佐藤さんに確認依頼して

人名、プロジェクト名、ツール、役割...これらの関係性をemmaが理解しているからこそ、
シンプルな指示で複雑なタスクを実行できます。

プロジェクト全体を理解するPMのように

関わる人物だけでなく、ドキュメント、スケジュール、課題、意思決定の経緯...プロジェクトに関わる全ての関係性を登録すれば、emmaはプロジェクト全体を完全に把握したPMのような動きができるようになります。

  • 今週中に対応が必要なタスクを洗い出して、担当者にリマインドして
  • 先週の会議で決まったことを踏まえて、次のアクションを整理して
  • このIssue、誰に相談すべきか教えて
    これくらい適当なこと言っても関係性を細かくMemoriesで定義すれば可能なんですよ。

仕事だけでなく、日常のアシスタントとしても

記憶構造はビジネスシーンだけでなく、プライベートでも活用できます。

  • 家族や友人の誕生日、好みを記憶
  • よく行くお店、過去に買ったものを記憶
  • 自分の習慣やルーティンを記憶

あなたのことを理解しているパーソナルアシスタントとして、emmaが日常をサポートできるようになります。(プライベート用はもう少し開発しないと現実的じゃないけど。)


Evaluation

スクリーンショット 2025-12-24 12.02.13.png

Evaluationページでは、AIの実行履歴を詳細に確認できます。

確認できる情報

Agent Steps(エージェントの動き)

スクリーンショット 2025-12-24 12.49.43.png

どのエージェントがどの順番で動いたかを時系列で確認できます。

Tool Calls(ツール呼び出し)

スクリーンショット 2025-12-24 12.50.01.png

各エージェントが使用したツール(Slack送信、API呼び出しなど)の詳細を確認できます。
入力パラメータと出力結果も見られます。

活用シーン

  • デバッグ: 期待通りに動かなかった時に原因を特定
  • 改善: AIの判断プロセスを分析して、指示の出し方を最適化
  • 監査: 誰がいつ何を実行したかの記録

動かしてみるか

情報検索をさせてからslackへの通知をやってみます。

スクリーンショット 2025-12-24 11.55.55.png

スクリーンショット 2025-12-24 12.01.14.png

出力に関してはもう少し調整が必要ですが、まあこんな感じです。
ちなみに今回は詳しく説明しませんが、emmaにはEA2Tool Permissionsという機能があり、ユーザ、ツール関連の制御できるようになっています。
ツールに関しては現時点で382個もあります。

スクリーンショット 2025-12-24 13.29.19.png

スクリーンショット 2025-12-24 13.24.57.png

試しにslackを権限を全部切って実行してみます。

スクリーンショット 2025-12-24 13.37.35.png

slackへの通知が失敗してますね。

まとめ

主な特徴のおさらい

機能 説明
Playground 自然言語で指示、複数エージェントが連携
Integrations Slack, Notion, GitHubなど多数のサービスと連携
Memories AIがあなたを記憶、文脈を理解した対応
Evaluation 実行履歴の確認、デバッグや改善に活用

emmaには他にもいくつかの機能がありますが、またリリース後に紹介していきたいと思います。

リリース予定

正式リリースは2026年1月を中旬を予定しています。
年末休めないやん。
なんだよ忘年会って…働けよ


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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