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ONLYOFFICE AIプラグイン完全ガイド:クラウド・ローカルAI統合で文書編集を効率化

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ONLYOFFICEは、Microsoft Officeと互換性のあるオープンソースのオフィススイートです。デスクトップ版は完全無料で、Windows、Linux、macOSに対応しています。

本記事では、ONLYOFFICEのAIプラグインの使い方を詳しく解説します。このプラグインを使えば、ChatGPT、Claude、Gemini、DeepSeekなどの主要なAIモデルをドキュメント編集に統合できます。さらに、Ollamaなどのローカルモデルにも対応しているため、インターネット接続なしでプライバシーを保ちながらAIを利用することも可能です。

ONLYOFFICEとは

ONLYOFFICEは以下の製品ラインナップがあります。

  • ONLYOFFICEデスクトップエディター:文書、プレゼンテーション、スプレッドシート、PDFエディターが揃えたデスクトップアプリ(完全無料)
  • ONLYOFFICE Docs:セルフホスト型オンラインエディター
  • ONLYOFFICE DocSpace:ルームベースのコラボレーションプラットフォーム

AIプラグインはバージョン8.2.0以降で利用可能です。バージョン9.2では、AI文法チェックやAI Agent(ベータ版)などの新機能が追加されています。

AIプラグインでできること

ONLYOFFICEのAIプラグインは、以下のような幅広い機能を提供します:

テキスト処理機能

機能 説明
Chatbot(チャットボット) AIアシスタントとの対話、質問応答
Summarization(要約) 長文を数文に要約
Translation(翻訳) 多言語間の翻訳
Text Analysis(テキスト分析) 単語の意味分析、類義語検索
Grammar Check(文法チェック) 文法とスペルミスの修正

高度な機能

機能 説明
Image Generation テキストから画像を生成
OCR(文字認識) 画像からテキストを抽出
Vision Analysis 画像の内容を分析
AI Formula テキスト説明から数式を自動生成(スプレッドシート)
Macro Generation 自然言語からマクロコードを生成

AI Agent(ベータ版)

Ctrl + / で呼び出せるインライン型AIアシスタント。自然言語で指示を出すと、ファイルの作成、検索、分析などを自動で実行します。

サポートされているAIプロバイダー

クラウドプロバイダー(APIキー必要)

プロバイダー 特徴 APIキー
OpenAI ChatGPT、GPT-4等 有料
Anthropic Claude 3.7 Sonnet等 有料
Google Gemini Gemini 2.5 Flash等 無料プランあり
DeepSeek 深度分析に最適 有料
Mistral AI 欧州製オープンソースLLM 有料
Groq 高速処理 有料
Together AI 多様なモデル 有料
Stability AI 画像生成専用 有料

ローカルプロバイダー(APIキー不要、オフライン可)

プロバイダー 特徴 対応環境
Ollama Llama、Mistral等に対応 デスクトップエディター
GPT4All 1000以上のモデル対応 デスクトップエディター
LocalAI OpenAI互換ラッパー Linux推奨
LM Studio ローカルLLM実行 デスクトップエディター)

セットアップ:基本編

1. AIプラグインのインストール

まず、AIプラグインをインストールします:

  1. ONLYOFFICEエディターを開く
  2. プラグイン」タブをクリック
  3. プラグインマネージャー」をクリック
  4. AI」プラグインを見つけて「インストール」をクリック
  5. プラグインマネージャーを閉じる

2. プラグインの有効化

プラグインをインストールしたら、バックグラウンドで有効化します:

  1. プラグイン」タブ → 「バックグラウンドプラグイン」をクリック
  2. AI」のスライダーを有効化
  3. ツールバーに新しい「AI」タブが表示されます

スクリーンショット 2025-12-26 20.23.24.png

これで基本的なセットアップは完了です。次にAIモデルを設定します。

クラウドプロバイダーの設定

Google Geminiの設定(無料APIキーで試せる)

初めてAIプラグインを使う方には、無料APIキーが利用できるGoogle Geminiがおすすめです。

1. APIキーの取得

  1. Google AI Studioにアクセス
  2. Googleアカウントでログイン
  3. Get API Key」をクリック
  4. APIキーをコピー

2. ONLYOFFICEでの設定

  1. AI」タブ → 「設定」をクリック
  2. AIモデルを編集」→ 「+」ボタンをクリック
  3. 以下の情報を入力:
    プロバイダー名:Gemini
    URL:(自動入力されます)
    APIキー:取得したAPIキーを貼り付け
    
  4. モデルリストを更新」をクリック
  5. モデルを選択(例:gemini-2.5-flash
  6. このモデルを使用する対象」で以下を選択:
    • Text(テキスト処理)
    • Images(画像生成)※モデルによる
    • Visual Analysis(画像分析)
    • その他必要な機能
  7. OK」をクリック

スクリーンショット 2025-12-26 20.29.30.png

3. タスクへの割り当て

  1. 設定画面に戻り、各タスクに使用するモデルを選択:

    - Ask AI(チャットボット):gemini-2.5-flash
    - Summarization(要約):gemini-2.5-flash
    - Translation(翻訳):gemini-2.5-flash
    - Text Analysis(分析):gemini-2.5-flash
    
  2. OK」をクリックして設定完了

OpenAI(ChatGPT)の設定

より高度な機能を使いたい場合は、OpenAIを設定します:

1. APIキーの取得

  1. OpenAI Platformにアクセス
  2. アカウント作成・ログイン
  3. API Keys」→ 「Create new secret key
  4. キーをコピー(一度しか表示されません

2. ONLYOFFICEでの設定

プロバイダー名:OpenAI
URL:(自動入力)
APIキー:取得したAPIキーを貼り付け
モデル:gpt-4o、gpt-4o-mini等から選択

OpenAIのAPIは従量課金制です。使用前に料金ページを確認してください。

Anthropic Claude の設定

視覚分析能力に優れたClaudeを設定する場合:

プロバイダー名:Anthropic
APIキー:Anthropic Consoleで取得
モデル:claude-sonnet-4-5-20250929 等

Claude 3.7 Sonnetは画像の文字認識や手書きメモの解析に優れています。

ローカルプロバイダーの設定

プライバシーを重視する場合や、インターネット接続がない環境で使用したい場合は、ローカルAIモデルを設定します。

Ollamaの設定(推奨)

Ollamaは最も簡単にセットアップできるローカルAIプラットフォームです。

1. Ollamaのインストール

Windows/macOS/Linux:

  1. Ollama公式サイトからダウンロード
  2. インストーラーを実行
  3. インストール完了後、Ollamaはバックグラウンドで起動

2. AIモデルのダウンロード

ターミナル/コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行:

# Llama 3.2(約2GB)をダウンロード
ollama pull llama3.2

# または、より高性能なモデル
ollama pull llama3.1:8b

# DeepSeekモデル
ollama pull deepseek-r1:1.5b

モデルのリストはOllama Model Libraryで確認できます。

3. 動作確認

# Ollamaが正しく起動しているか確認
curl http://localhost:11434/api/tags

成功すると、インストール済みモデルのリストがJSON形式で表示されます。

4. CORS設定(Web版で使用する場合)

ONLYOFFICE DocsなどのWeb版で使用する場合、CORSを設定する必要があります:

macOS:

launchctl setenv OLLAMA_ORIGINS "*"
# Ollamaを再起動

Linux:

# 環境変数を設定してOllamaを起動
OLLAMA_HOST=0.0.0.0:11434 OLLAMA_ORIGINS="*" ollama serve

Windows:
システム環境変数に OLLAMA_ORIGINS=* を追加し、Ollamaを再起動します。

5. ONLYOFFICEでの設定

  1. ONLYOFFICEデスクトップエディターを開く
  2. AI」タブ → 「設定」→ 「AIモデルを編集」→ 「+
  3. 以下の情報を入力:
    プロバイダー名:Ollama
    URL:http://localhost:11434
    APIキー:(不要、空欄のまま)
    
  4. モデルリストを更新」をクリック
  5. ダウンロードしたモデルを選択(例:llama3.2:latest
  6. 使用するタスクを選択
  7. OK」をクリック

システム要件

  • RAM:8GB以上(16GB推奨)
  • ストレージ:モデルにより異なる(2GB〜10GB)
  • CPU:マルチコアプロセッサ

処理速度はハードウェアに依存します。ミドルレンジのデスクトップPC(Intel i5、8GB RAM)で、10〜20トークン/秒程度の速度が期待できます。

GPT4Allの設定(Ubuntu/Linux向け)

GPT4Allは1000以上のオープンソースLLMに対応したプラットフォームです。

1. GPT4Allのインストール

Ubuntu/Debian:

# 公式インストーラーをダウンロード
wget https://gpt4all.io/installers/gpt4all-installer-linux.run

# 実行権限を付与
chmod +x gpt4all-installer-linux.run

# インストール
./gpt4all-installer-linux.run

2. モデルのダウンロードと設定

  1. GPT4Allアプリを起動
  2. Models」セクションから使用したいモデルを選択
  3. Download」をクリック
  4. Settings」→ 「Enable Local API Server」を有効化
  5. API Server Portを確認(デフォルト:4891

3. ONLYOFFICEでの設定

プロバイダー名:GPT4All
URL:http://localhost:4891
モデル:(自動検出されます)

LocalAI の設定(Linux上級者向け)

LocalAIはOpenAI互換のAPIラッパーを提供します。

インストール

# curlでインストール
curl https://localai.io/install.sh | sh

# LocalAIを起動
local-ai

ブラウザで http://localhost:8080 にアクセスして、モデルをインストールします。

ONLYOFFICEでの設定

プロバイダー名:LocalAI(カスタムプロバイダーとして追加)
URL:http://localhost:8080/v1
APIキー:(不要)

プロバイダーの切り替えとタスク別使い分け

ONLYOFFICEの強みは、複数のAIモデルを同時に設定し、タスクごとに使い分けられる点です。

使い分けの例

Ask AI(チャットボット):Claude 3.7 Sonnet(高度な思考)
Summarization(要約):GPT-4o-mini(コスパ重視)
Translation(翻訳):DeepSeek(多言語対応)
OCR(文字認識):Gemini 2.5 Flash(視覚能力)
Image Generation(画像生成):Stability AI(専門)
Text Analysis(分析):Ollama llama3.2(ローカル・無料)

設定手順

  1. 上記の各プロバイダーを「AIモデルを編集」で追加
  2. 設定画面の各タスク欄で、使用するモデルを選択
  3. OK」で保存

これにより、タスクに応じて最適なAIモデルが自動で使用されます。

実践的な使用例

1. 文章の要約

長いレポートを要約する場合:

  1. テキストを選択
  2. 右クリック → 「AI」→ 「Summarization
  3. 言語を選択(日本語、英語等)
  4. Summarize」をクリック
  5. 結果を確認し、「テキストを挿入」または「コメントとして追加

2. チャットボットで文章改善

操作手順:
1. 「AI」タブ → 「Chatbot」をクリック
2. プロンプトを入力:
   「以下の文章をよりフォーマルにしてください:
   [改善したい文章を貼り付け]」
3. AIの提案を確認
4. 気に入った部分をコピーして文書に貼り付け

3. 画像からテキストを抽出(OCR)

スクリーンショットや写真から文字を取り出す:

  1. 画像を文書に挿入
  2. 画像を選択 → 右クリック → 「AI」→ 「Image」→ 「OCR
  3. 認識されたテキストが表示される
  4. テキストを挿入」で文書に追加

OCR機能を使用するには、Visual Analysis対応のモデル(Gemini、Claude等)が必要です。

4. AIフォーミュラ(スプレッドシート)

エクセル数式を自動生成:

セル内に入力:
=AI("このコラムの合計を計算して")

または
=AI("売上の平均値を出して")

AIが適切な数式(SUM、AVERAGEなど)を自動生成します。

5. マクロの自動生成

繰り返し作業を自動化:

  1. 表示」タブ → 「マクロ
  2. AI」ボタン → 「Create from description
  3. 説明を入力:
       毎週月曜日に先週のデータを集計するマクロを作成
    
  4. AIが生成したコードを確認
  5. 保存」で実行可能に

6. AI Agentの使用(ベータ版)

デスクトップエディターv9.2以降で利用可能:

1. Ctrl + / を押す
2. フローティングパネルが表示される
3. 自然言語で指示:
   「売上レポートのドキュメントを作成して」
   「Downloadsフォルダの最新のPDFを開いて」
   「このフォームに顧客情報を入力して」
4. AIが自動で実行

AI Agentは以下が可能です:

  • ファイルの作成・検索・オープン
  • フォルダ内容の一覧表示
  • フォームの自動入力
  • ドキュメント分析

コード統合の例

Python から ONLYOFFICE API を使用

ONLYOFFICE Document Server APIを使用して、AIプラグインを統合する例:

import requests
import json

# ONLYOFFICE Document Server のエンドポイント
ONLYOFFICE_API = "http://localhost/api/2.0"

def create_document_with_ai():
    """AIで生成したコンテンツを含むドキュメントを作成"""
    
    # AI生成コンテンツ(例:Ollama経由)
    ai_content = generate_content_with_ollama(
        "プロジェクト提案書のアウトラインを作成して"
    )
    
    # ONLYOFFICEドキュメント作成
    headers = {
        "Content-Type": "application/json",
        "Authorization": f"Bearer {API_TOKEN}"
    }
    
    payload = {
        "title": "AI生成_プロジェクト提案書.docx",
        "content": ai_content
    }
    
    response = requests.post(
        f"{ONLYOFFICE_API}/files",
        headers=headers,
        json=payload
    )
    
    return response.json()

def generate_content_with_ollama(prompt):
    """Ollama APIでコンテンツ生成"""
    response = requests.post(
        "http://localhost:11434/api/generate",
        json={
            "model": "llama3.2",
            "prompt": prompt,
            "stream": False
        }
    )
    return response.json()["response"]

Node.js 統合例

const axios = require('axios');

async function summarizeDocument(documentText) {
    // ONLYOFFICEのAIプラグインを使用
    const response = await axios.post(
        'http://localhost:11434/api/generate',
        {
            model: 'llama3.2',
            prompt: `以下の文章を3行で要約してください:\n\n${documentText}`,
            stream: false
        }
    );
    
    return response.data.response;
}

// 使用例
const text = `長いドキュメントテキスト...`;
summarizeDocument(text).then(summary => {
    console.log('要約:', summary);
});

カスタムプラグイン開発

ONLYOFFICE用のカスタムAIプラグインを開発する場合:

// config.json
{
    "name": "Custom AI Assistant",
    "guid": "your-unique-guid",
    "version": "1.0.0",
    "variations": [
        {
            "description": "カスタムAIアシスタント",
            "url": "index.html",
            "icons": ["icon.png"],
            "isViewer": false,
            "EditorsSupport": ["word", "cell", "slide"],
            "isVisual": true,
            "isModal": false,
            "isInsideMode": true
        }
    ]
}

詳細はONLYOFFICE Plugin API Documentationを参照してください。

トラブルシューティング

よくある問題と解決方法

1. モデルリストが表示されない

症状: 「モデルリストを更新」をクリックしても何も表示されない

解決方法:

1. APIキーが正しいか確認
2. インターネット接続を確認(クラウドプロバイダーの場合)
3. プロバイダーのURLが正しいか確認
4. ブラウザのコンソールでエラーを確認(F12キー)

2. Ollamaに接続できない

症状: 「Connection failed」エラー

解決方法:

# Ollamaが起動しているか確認
curl http://localhost:11434/api/tags

# 起動していない場合
ollama serve

# CORSエラーの場合(Web版使用時)
export OLLAMA_ORIGINS="*"
ollama serve

3. APIキーエラー

症状: 「Invalid API key」または「Unauthorized」

解決方法:

  • APIキーが正しくコピーされているか確認(前後にスペースがないか)
  • APIキーの有効期限を確認
  • プロバイダーのダッシュボードで使用制限を確認
  • 料金未払いの場合は支払いを完了

4. 処理が遅い・タイムアウト

症状: AIの応答に時間がかかりすぎる

ローカルモデルの場合:

- より小さいモデルを使用(例:llama3.2:1b)
- RAMを増やす
- GPUがある場合はGPU版のOllamaを使用

クラウドプロバイダーの場合:

- インターネット接続を確認
- 別のモデルを試す(例:gpt-4o → gpt-4o-mini)

5. AIタブが表示されない

症状: プラグインをインストールしてもAIタブが出ない

解決方法:

1. バックグラウンドプラグインで有効化されているか確認
2. ONLYOFFICEを再起動
3. プラグインを再インストール
   - プラグインマネージャー → AI → 削除
   - AI → インストール

6. ブラウザキャッシュの問題

症状: 設定が保存されない、または消える

解決方法:

1. ブラウザのキャッシュをクリア
2. シークレット/プライベートモードで動作確認
3. 別のブラウザで試す

7. OCRが機能しない

症状: 画像を選択してもOCRオプションが表示されない

解決方法:

1. Visual Analysis対応のモデルを設定
   - Gemini、Claude、GPT-4o等
2. モデルの「Use model for」でVisual Analysisにチェック
3. 画像形式を確認(PNG、JPGに対応)

サポートリソース

問題が解決しない場合は、以下のリソースを参照してください:

セキュリティとプライバシーの考慮事項

データの処理場所

プロバイダータイプ データ処理 プライバシー
クラウドプロバイダー プロバイダーのサーバー プロバイダーのポリシーに依存
ローカルプロバイダー ローカルマシン 完全にプライベート

推奨事項

✅ 機密文書 → Ollama、GPT4All等のローカルモデル
✅ 一般文書 → コスト効率の良いクラウドモデル
✅ 欧州GDPR準拠 → Mistral AI(フランス製)
✅ 企業利用 → セルフホストのONLYOFFICE Docs + LocalAI

免責事項

ONLYOFFICEチームは、AIが生成したコンテンツの正確性や信頼性について責任を負いません。重要な文書では、AIの出力を必ず再度ご確認ください。

ONLYOFFICEと他のオフィススイートの比較

Microsoft 365 Copilot との比較

項目 ONLYOFFICE Microsoft 365 Copilot
料金 無料(デスクトップ)
APIは従量課金
$30/月/ユーザー
AIプロバイダー 選択可能(10種類以上) Microsoft固定
ローカルAI 対応 非対応
オープンソース 有(Community版)
プライバシー 完全制御可能 Microsoftサーバー

Google Workspace AI との比較

項目 ONLYOFFICE Google Workspace
料金 無料〜 $30/月/ユーザー
カスタマイズ 高い 低い(Google AI固定)
オフライン利用 可(デスクトップ + ローカルAI) 限定的
統合性 自由度高い Googleエコシステム内

ONLYOFFICEの優位性

✅ 柔軟性:任意のAIプロバイダーを選択・組み合わせ可能
✅ コスト:基本無料、APIは使った分だけ
✅ プライバシー:ローカルAIで完全なデータ管理
✅ オープンソース:コミュニティ版はAGPLライセンス
✅ クロスプラットフォーム:Windows、Linux、macOS、Web

まとめ

ONLYOFFICEのAIプラグインは、以下のような特徴を持つ強力なツールです:

主なポイント

  1. 無料で始められる

    • デスクトップエディターは完全無料
    • Google Geminiなら無料APIキーで試せる
  2. プライバシー重視

    • Ollama、GPT4Allなどローカルモデルに対応
    • インターネット接続不要で使用可能
  3. 高い柔軟性

    • 10種類以上のAIプロバイダーから選択
    • タスクごとに最適なモデルを使い分け
  4. 包括的な機能

    • 文章生成、要約、翻訳、OCR、画像生成
    • AIフォーミュラ、マクロ生成
    • AI Agent(ベータ版)

次のステップ

  1. ONLYOFFICEデスクトップエディターをダウンロード
    https://www.onlyoffice.com/ja/download-desktop.aspx

  2. AIプラグインをインストール

  3. まずは無料のGoogle Geminiで試してみる

  4. 必要に応じてローカルAI(Ollama)をセットアップ

  5. 業務に合わせて複数のプロバイダーを組み合わせる

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