Confluence Cloud向けONLYOFFICEコネクターの最新バージョンでは、PDFファイルのリアルタイム編集と共同作業が可能になり、Confluenceユーザーにとって重要なアップデートとなりました。この改善点や統合の新機能について詳しくご紹介します。

PDFファイルの編集作業

初期バージョンのONLYOFFICEコネクターではPDFファイルの閲覧のみが可能でしたが、バージョンv1.2.0ではONLYOFFICE PDFエディターの全機能とツールを利用できるようになり、PDFの取り扱い方が大きく進化しました。

バージョンv1.2.0から、編集モードに切り替えることで、次のような方法でPDFを編集できます：

既存のテキストを編集し、新しい水平・垂直テキストボックスを追加
表、図形、画像、ハイパーリンク、数式、TextArtsなど、さまざまなオブジェクトを挿入・修正
ページの回転、新規ページの追加、不要なページの削除

さらに、PDFへの注釈機能も追加されました。例えば、文字や文をハイライト、下線を引く、取り消し線を引く、コメントを残す、手書き描画を行うことができます。

さらに重要な機能として、Confluenceプラットフォーム内で記入可能なPDFフォームを扱えるようになりました。バージョン1.2.0では、テキストエリア、画像、コンボボックス、ドロップダウンリスト、チェックボックス、ラジオボタン、複合フィールド、署名などのインタラクティブフィールドを追加して、フォームを作成・編集することが可能です。

また、他のConfluenceユーザーと共同で同じPDFファイルをリアルタイムで編集することも可能です。バージョン1.2.0からは、デフォルトの厳密モードで作業し、変更を手動で保存することができます。また、高速モードを有効にすると、すべての編集がリアルタイムで反映されます。

このガイドを読んで、ONLYOFFICEでのPDF共同編集の基本をマスターしてください。

新しいオフィスファイルの作成

Confluence Cloud用ONLYOFFICEコネクターの最新バージョンでは、新しい文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、記入可能なPDFフォームをゼロから作成するオプションが追加されました。これは、前バージョンではできなかった大きな改善点です。

新しいオフィスファイルを作成するには、Space内の新しい文書ボタンをクリックしてください。

その後、必要なファイルタイプを選択し、ファイル名を入力します。最後に作成ボタンをクリックすると、ファイルがONLYOFFICEエディターで開きます。

スプレッドシートのセルに外部リンクを追加

バージョン1.2.0では、スプレッドシート内のセルまたはセル範囲に外部リンクを追加できます。元のスプレッドシートのデータが変更された場合、何も手動でコピーすることなく、宛先ファイルの対応する値を更新することが可能です。データタブの外部リンクオプションを使用して、すべての外部リンクを管理し、値を更新できます。

このガイドを参照して、Excelスプレッドシートに外部リンクを追加する方法を学んでください。

ユーザーアバターのサポート

大規模なチームで作業する際、同じファイルを編集している他のメンバーが誰であるかを把握することが重要な場合があります。バージョン1.2.0では、ONLYOFFICEエディターにユーザーアバターが表示され、エディターインターフェースの右上隅にあるアバターボタンをクリックすることで、他の共同編集者を視覚的に認識できます。

より多くの対応フォーマット

更新されたONLYOFFICEコネクターは、さらに多くの新しいフォーマットに対応しています。編集に関しては、以下のフォーマットをサポートするようになりました：

テキスト文書: DOCM, DOCX, DOTM, DOTX
スプレッドシート: XLSM, XLSX, XLTM, XLTX
プレゼンテーション: POTM, POTX, PPSM, PPSX, PPTM, PPTX
その他のオフィスファイル: PDF

また、WPS、STW、XLSB、SXIなどの新しいフォーマットが閲覧可能になりました。詳細なリストはGitHubで確認できます。

最新バージョンのONLYOFFICEコネクターを入手

Atlassian MarketplaceからConfluence Cloud用ONLYOFFICEコネクターの最新バージョンをダウンロードし、Space内でPDFファイルを簡単に操作してください。

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