Cluster GAMEJAM 2020 in SUMMER
Cluster GAMEJAM 2020 in SUMMER に参加しました。
テーマに沿った遊べるワールドを作成するゲームジャムです。
私が作成したのは決め打ちの単語がランダムに入れ替わりで生成される
文章ジェネレーターのようなワールドです。
「Cluster GAMEJAM 2020 in SUMMER」
— KENTO⚽️XRエンジニア😎 (@okprogramming) August 2, 2020
応募作品です!😆
テーマが「ソーシャル」とのことなので
VR空間にTwitterを
持ち込んだイメージで作りました😎https://t.co/Xcvhx1t76i pic.twitter.com/2GNbNK72jH
この決め打ちの単語がランダムに入れ替わりで生成の仕組みを
実現するのに少し頭を捻ったのでメモしときます。
バージョン情報
Unity 2019.4.1f1
Creator Kit v1.6.2
ワールドアップロードまでの手順
まずはワールドアップロードまでの手順をおさらいしときます。
⓪APIアクセストークンを発行しておく
①GitHubからサンプルプロジェクトをクローン
②サンプルプロジェクトを開いてEditorのClusterタブからワールドアップロードを選択
③あとは開いたウィンドウにある説明に従う
まさかのScene In Buildに追加したシーンをEditorからアップロードする仕組みでした。
自動で複数のプラットフォームの実行ファイルを作成してアップロードしてくれます。
考え方
Clusterに自前のコードは一切持ち込めないので、
容易された仕組みを組み合わせる必要があります。
用意された仕組みは下記4つです。
(厳密にはもう1つありますが使わなかったので割愛します)
・アイテム
・トリガー
・オペレーション
・ギミック
誤解を恐れずにとてもふわふわした言葉で表現すると
どれが(アイテム)
どうなったら(トリガー)
どんなふうに(オペレーション)
何が起きる(ギミック)
みたいな感じでしょうか。
それぞれの仕組み同士はKeyと呼ばれる文字列でメッセージの伝達を行います。
実際の仕組み
実際の仕組みについて図解していきます。
おさらいとして、図解する仕組みは
決め打ちの単語がランダムに入れ替わりで生成
という仕組みです。
加えて、既に表示されているオブジェクトが削除されたのち、
指定時間分ディレイして新しいオブジェクトが生成される処理も
追加してみます。
トリガーで発行されたKeyを受け取ったら、
次のKeyを発行するというのをギミックに到達するまで
繰り返しているだけです。
次に、少し複雑になりますが、
実際にそれぞれの処理名、処理内容を追記したものです。
ランダムに選ばれて生成される緑のアイテムやオレンジのアイテムにも
Key : Destroy
を持つDestroy Item Gimmick
を付与しておくことで削除と生成を繰り返す仕組みが完成します。
おまけ:UIレイヤーはカメラに表示されない
Clusterのデフォルトの機能で撮影機能があるのですが、
UIレイヤーを設定中のオブジェクトは表示されないので要注意です。
(運営さん、つぶやきに即座に対応する神対応ありがとうございます!)
clusterのカメラにはUIレイヤーは表示されないようになっているのですが、もしかしたらそれでしょうか…?😭
— cluster公式∞8/12~ポケモンバーチャルフェスト! (@cluster_jp) August 2, 2020
おわりに
せっかく作ったのであそんでくださーい!
Twitter In Cluster