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Unity #2Advent Calendar 2020

Day 19

【Unity(C#),Bolt】Boltでタイマーの実装

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##Bolt
ノードベースのビジュアルスクリプティングツールです。
最近?無料で使えるようになったそうですね。

アセットストアから落としてくれば使えます。

Bolt:ストアページ

今回はBoltでタイマーを実装しようと思います。

##バージョン情報
Unity 2019.4.8f1
Bolt Version 1.4.13

##下準備
Boltをアセットストアからインポートしたら
Install Boltというフォルダの配下にPackageが配置されます。

2つあるのでBolt_1_4_13_NET4を選択しインポートします。

この辺りの手順はバージョンによっては
PackageManager経由でインポートするようになってたりするので
手元のUnityのバージョンに合わせて対応必要かもです。

BoltForQiita0.PNG

成功すれば下記画面に進みます。Nextを押します。
BoltForQiita1.PNG

次に表示の設定です。右がプログラマーにわかりやすいような表記になっています。
今回は右の設定で進みます。
BoltForQiita2.PNG

次にAssemblyの設定です。
自作ノードなどもここで追加することができるようです。
今回は特に変更しないのでNextでそのまま進みます。
BoltForQiita3.PNG

次にTypeの設定です。
ここも自作ノードなど追加時に設定します。
Generateで完了です。
BoltForQiita4.PNG

最後にHierarchy上にEmptyなオブジェクトを追加し、
Flow Machineを追加しておきます。自動でVariablesコンポーネントも付与されます。

BoltForQiita6.PNG

##Variables

Variablesは文字通り変数です。
Inspectorで設定しておけばノードで参照できます。

下記はObject Variableの設定です。

BoltForQiita5.PNG

Graph内で完結する変数はGraph Variableと呼ばれます。

Graph Variableを設定するには下記のようにWindowからVariablesを追加します。
BoltForQiita11.PNG

今回用意したGraph Variableは下記です。
BoltForQiita10.PNG

##ノード全容

まずはボタン押下でタイマー開始のフラグを立てます。
"どのボタンを押したか"というのはObjectGet Variables
変数名を指定して取得します。

BoltForQiita7.PNG

次にフラグのチェックです。
Updateからノードを繋いで毎フレームボタン押下のフラグをチェックします。
また、秒数が0になったときにはタイマーを止めたいのでそのチェックも行っています。

BoltForQiita13.PNG

次のブロックでは用意した変数の値からDeltaTimeを毎フレーム引いて、
その値の小数点以下をCeilで切り上げています。
これでカウントダウンのロジックは完成です。

BoltForQiita9.PNG

最後にカウントダウンをViewに反映します。
テキストとなるゲームオブジェクトの変数名を指定して参照し、
先ほど算出したカウントを文字列としてテキストにセットします。

BoltForQiita12.PNG

##できたもの

アリが食べ物運んでるみたいでおもしろいですね。
BoltForQiita1.gif

##参考リンク
UGUI Toggle Button - Bolt Visual Scripting

Unity Bolt Tips1.FlowGraph編集画面の使い方

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