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Salesforceライセンスの「きほんのき」 まとめ

Last updated at Posted at 2020-07-29

基本

  • プロダクト
    • 各ユーザーの制限
  • エディション
    • 組織の制限
  • アドオン
    • 必要な分だけ追加

Salesforceでは、上記の組み合わせで使える機能が決まる

プロダクト

  • 主な分類

    • Sales Cloud
      • CRM全般の機能に加えて、商談や見積・注文・契約管理などの営業活動を行う方向けの製品
    • Service Cloud
      • CRM全般の機能に加えて、コールセンターなどの顧客からの問い合わせ対応に携わるエージェント及び同等の活動を行う方向けの製品
    • Lightning Plattform
      • 最小限のCRM機能に加えて、社内アプリケーションのみ使う人向けの製品

プラットフォームごとの基本機能

  • 基本機能

    • 取引先
    • 取引先責任者
    • 活動
    • Todo
  • 集計機能

    • レポート
    • ダッシュボード
  • コラボレーション

    • フィード
    • グループ
    • プロファイル
    • ファイル
    • 更新通知
    • モバイル
  • サポート機能

    • ケース
    • 納入商品
    • ナレッジ

Sales Cloud

  • プラットフォームごとの基本機能に加えて下記機能が利用可能
  • 主な機能

    • 見積/契約: 営業活動で利用
    • 売上予想: 営業マネージャーが着地予想に利用
    • テリトリー: 営業テリトリーの管理
  • Sales Cloud のみでしか使えない機能(オブジェクト)

    • 見積
    • 契約
    • 売上予想
    • テリトリー

Service Cloud

  • プラットフォームごとの基本機能に加えて下記機能が利用可能
  • 主な機能

    • サービス契約: 契約期間、契約金額など
    • サービスレベル: 契約期間、契約サービス、条件など
    • エンタイトルメント: 具体的な回答期限など
  • Service Cloud のみでしか使えない機能(オブジェクト)

    • サービス契約
    • サービスレベル
    • エンタイトルメント
    • 作業指示

Lightning Platform(Salesforce Platform)

  • プラットフォームごとの基本機能に加えて下記機能が利用制限
  • 主な機能

    • ケース/納入商品/作業指示(オブジェクト)は社内利用のみに制限される
  • 制限事項

    • 下記オブジェクトの利用はシステムで制限されるのではなく契約的に社内利用のみと制限されているので利用する際には、契約に反していないか注意しながら進める必要がある
      • ケース
      • 納入商品
      • 作業指示
  • Lightning Platformには2種類の製品がある

    • ※平均的な業務アプリでの使用オブジェクト数は3~4つ
    • 主な違いは利用できるカスタムオブジェクト(自己開発で作成したオブジェクト)の数が違う
    • Lightning Platform Starter
      • 3000円/月/ユーザー
      • 10オブジェクトまで
      • イメージ3~4アプリ利用可能
    • Lightning Platform Plus
      • 12000円/月/ユーザー
      • 110オブジェクトまで
      • イメージ30~40アプリ利用可能
        • オプション
          • Expansion Pack
            • Lightning Platform Plus(12000円/月/ユーザー) + 9000円/月/ユーザー
            • Lightning Platform Plus(110オブジェクト) + 2000オブジェクト
            • イメージ600~800アプリ利用可能」

エディション

  • Sales Cloud & Service Cloud
    • Lightning Essentials
      • 3000円/月/ユーザー
    • Lightning Professional
      • 9000円/月/ユーザー
    • Lightning Enterprise
      • 18000円/月/ユーザー
    • Lightning Unlimited
      • 36000円/月/ユーザー
  • Lightning Platform

    • Lightning Platformは下記エディションしか選べなく料金に代わりはない
      • Lightning Enterprise
      • Lightning Unlimited
  • 主な分類

    • Sales Cloud & Service Cloud
      • 基本的にはLightning Enterprise
        • 顧客にとってのLightning Enterprise
          • 拡張性
          • システム連携
          • ダウングレードできない
        • SalesforceにとってのLightning Enterprise
          • ACV最大
          • クロスセルの最大化
          • 継続率/定着率の最大化
        • エディションは混在できない
        • Editionを下げることはできない
          • 下げる場合は新規契約
      • Lightning EnterpriseとLightning Professionalの違いを知ること
Lightning Professional Lightning Enterprise 機能の説明
ワークフロー 決めておいた設定条件(フェーズや金額など)でアクション(メールの送信や項目の更新など)が動く機能のこと。承認プロセスの実装も可能
Apexコード 企業内の独自ロジックをコーディングすることで実装することができる
Community 追加 NG OK 必要なときにアドオンとして追加することが可能
Sandbox 追加 NG OK 必要なときにアドオンとして追加することが可能
Einstein 追加 NG OK 必要なときにアドオンとして追加することが可能
Analytic 追加 NG OK 必要なときにアドオンとして追加することが可能
AppExchange 追加 OK Salesforceが提供していない機能をパートナー様が提供
API 外部システム連携を行うことが可能(PEへの機能追加は3000円/月/ユーザー)
Data Loader データのインポート/エクスポートを行うアプリ(上記APIオプションを利用すればLightning Professionalでも利用可能)
カスタム項目数 100/オブジェクト 500/オブジェクト 各オブジェクトごとに自社に必要な管理項目を追加することが可能。標準/カスタムどちらのオブジェクトでも可能
カスタムオブジェクト数 50/組織 200/組織 自社の業務を管理する独自データベースとして追加することが可能
レコードタイプ 3/オブジェクト 無制限 同じオブジェクト内で、ユーザーやプロセスごとに、異なるページレイアウトや異なる選択リスト値を使い分ける事が可能
カスタムプロファイル 2/種類 無制限 オブジェクトやデータへのユーザによるアクセスや、実行可能な権限を管理することが可能(参照/追加/編集/削除)
プロセスビルダー 5/組織 無制限 自動化の機能として、レコードの作成、Chatterへの投稿など、さまざまなアクションを自動化可能

アドオン

ストレージの追加

  • データストレージ
  • ファイルストレージ

API要求数追加

  • 10000/日のAPI要求数の追加で、年額36000円

まとめ

  • 今回はライセンス周りの知識が薄かったためライセンスの情報をまとめてみました。ライセンスのより詳しい情報はSalesforceコンサルティングパートナーの方でしたらSalesforce JPパートナー ベースキャンプ ログインにライセンスについての詳細資料(1時間にわたるライセンス解説動画など)がありますのでそちらから確認してください。
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