この記事はMagento Advent Calendar 2015の17日目です
前日は「Magento2システムアーキテクチャの基礎」をざっくり翻訳しましたになります。
今回、Seto Masakazu さんに変わりまして@OG3_Asaxが書きます。
# はじめに
Magento1ですら生まれて初めて触り始めてから3日のど素人が、@kzkiq2ndさんの『祝Magento2.0リリース。新世代の最強EC、Magento2をVagrantで早速動かしてみよう。』の記事を元に、ローカル環境にMagento2を突っ込み、いろいろいじってみました。今回は商品登録にフォーカスを当てて(デフォルト状態で)M2になって可能になったことについてざっくり書いていきたいと思います。
技術系の記事が多い中、ふわっとしたチラシの裏的な記事になってしまいますがご容赦いただければと思います。
#商品ページに動画利用可に
商品登録の際に商品イメージとして動画を追加できるようになりました。
登録方法は商品登録の際にAddVideoで登録し
urlやタイトルなどに必要な情報を入力しSaveボタンを押下で登録できます。
Vimeoの動画はデフォルトで対応されており
Youtube Api keyを取得すれば、Youtubeの動画も利用可能です。
商品のサブ画像としてはもちろん、商品のメイン画像にも利用できるので
ユーザーが商品画面を開いた瞬間に当該商品の広告の動画を流すといったことも可能になります。
#電子商材も商品として登録可能に
商品登録の際に電子商材みたいなDownloadableな商品も登録可能になりました。
これらの商品は購入後にダウンロード可能になります。
この商品独自の内容も細かく設定可能で
- 購入後にリンク解放orファイルダウンロードを個別設定可能
- 一つの商品に複数ファイルを登録し、個別に料金設定が可能
- ダウンロード回数をファイルごとに設定可能
- サンプル用ダウンロードを設定可能
といったことが可能です。
楽譜や電子書籍などの販売サイトなどが世の中には数多ありますが、これらのサイトをM2をつかって
比較的簡単に似たようなサイトを構築することが可能となっております。
#終わりに
商品登録は管理画面が変わったこともあり、ぱっと見大きく仕組みが変わったような気がしましたが
実際は設定項目として設定できることはM1とM2で変わっていないように思えます。
その代わりmagento2にデフォルトのままでできることや、商品の属性値の自動設定などをしてくれたりなど断然ユーザーフレンドリになったように感じます。
今回はさらっと触っただけですが、今後Magento2をいじり倒して、使いこなせるようになりたいと思います。
#今回の記事を書くにあたっての構築環境
- OSX 10.10.4
- Vagrant 1.7.4
- VirtualBox 5.0.10
- ansible 1.9.4
Vagrant環境の構築は VAM2 - Vagrant Ansible Magento 2を利用させていただきました。
次回は@katzueno さんになります。よろしくお願いします。