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Ripple Developer Center 解説 Fee Voting

Last updated at Posted at 2018-02-04

#引用元の記事
https://ripple.com/build/fee-voting/

#Fee Voting
バリデータは,reserve requirements(いずれ別記事で解説するかも)と同様にトランザクションの手数料も投票で変更することができます。
バリデータのコンフィグ上の設定がRippleネットワークの現在のコンフィグと異なる場合,バリデータは周期的に自身の設定をRippleネットワークに対して発信します。
※preferencesをなんと訳せば良いかわかっていないです。。。
一定数のバリデータがその変更に賛成した場合,その変更を反映させます。
このような変更は様々な理由で行われ,例としては長期的なXRPの価格の変更による調整が挙げられます。
※XRPの価格が30円から1000円に変わったらトランザクションの手数料も変更したいと考える,ということですよね。Rippleはトランザクションの手数料で儲けるというビジネスモデルではないため,手数料は可能な限り小さく調整していくと推測しています。

トランザクションの手数料やreserve requirementsは,rippledにおける「rippled.cfg」というコンフィグファイルの[voting]のセクションで設定することができます。
【参考】
https://github.com/ripple/rippled/blob/develop/doc/rippled-example.cfg
931行目付近

注意:不適切な変更の要求は,RippleネットワークをDOS攻撃にさらす恐れがあります。
※RippleネットワークではDoS攻撃に対しては手数料を調節することで,攻撃を防ぐ効果があるとのことなので,あまり変な手数料に変更するとDoS攻撃を防ぐ効果が弱まってしまうのかもしれないですね。このあたりはいずれ仕組みをしっかり勉強したいところです。

手数料について変更可能なパラメータは下記のとおりです。

①reference_fee
トランザクションを送信される際に破棄されるXRPの量。
※Rippleネットワークでは手数料はマイナーの収益になるのではなく,破棄され,誰もアクセスすることができなくなります。

②account_reserve

③ owner_reserve

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