はじめに
mainブランチでブランチを切らずに作業していた時にブランチ作成→コミットまでをAIで良い感じに出来そうだなと思って試した雑記事です🙇♂️
VSCodeのバージョン1.100で変わった再利用可能なプロンプト機能(機能名間違っているかも)を使いました
再利用可能なプロンプト機能とは
少し前からVSCodeのGitHub Copilotで追加されていた機能です
元々はワークスペースの .github/prompts
ディレクトリに *.prompt.md
ファイルを置くと、Copilot Chatのコンテキストとして選択できるみたいな機能でした
(プロンプトファイルを置く場所は chat.promptFilesLocations で指定可能)
それがVSCodeのバージョン1.100から大幅に変わりました
実行可能なツールやモードを指定できたり、添付画像のような実行ボタンが追加されたりなど
実際に試した例
以下のように使用するモードや実行可能なツール、やらせたいタスクを記述します
ちなみに⇧⌘P → Chat: New Prompt File を実行するとファイルを作るのが楽になります
- Git MCPを使っています
- https://github.com/modelcontextprotocol/servers/tree/main/src/git
- 今回のケースでは使わないであろうツール(git_reset、git_init)は省いています
- (プロンプトは雰囲気)
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mode: 'agent'
tools: ['git_status', 'git_diff_unstaged', 'git_diff_staged', 'git_diff', 'git_commit', 'git_add', 'git_log', 'git_create_branch', 'git_checkout', 'git_show']
description: 'ブランチを作成し、チェックアウトし、差分をコミットします。'
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あなたはGitの扱いに長けたエンジニアです。以下のタスクを実行してください。指示を仰がずに、すべてのステップを自動的に実行してください。
## タスク
1. 現在の差分に基づいてブランチ名を提案し、そのブランチを作成します。
2. 作成したブランチにチェックアウトします。
3. 現在の差分を `git add` します。
4. 現在の差分に基づいて、日本語のコミットメッセージを提案し、`git commit` します。
▶️ボタンをクリックしたらCopilotが動いてチャットに反映されていきます
感想
簡単な例ですが思い通りに行って嬉しかったのと、しっかり作ればかなり便利に使えそうだなと思いました!
PATをあまり発行したくなくて、GitHub MCPは使わなかったですが、一緒に使えば PR作成までできて便利だろうなと思います
少しでも参考になれば幸いです!