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コンクールのために日本語のプログラミング言語を作って失敗した話

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はじめに

初投稿です!初めて文字が拙い事もありますが是非見ていって俺をバカにしてくださいっ!

高校生2年の5月ごろ
ふと、「あー総合型の時に強い資格とかなのかなー」と考えていた時に一つの紙が目に入りました。

「U-22 プログラミングコンテスト 2025 参加募集」

そう。この文字を見た瞬間に「これ結果残せば強くね?!俺ならいける!いい大学行くぞー!」と謎の自信が湧きながら心の中で思ってしまったのが失敗への始まりでした。
(失敗カウント1)

何を作ったのか

自分は日本語の言語って少なくね?日本語でもプログラミングできたら初めてプログラミング挑戦する人たちにいいのでは?と思い作りたいってなったんです。そして謎の自信に満ちた自分は「これだ!」と叫び作ってしまったんです。

「JapaneseCLanguage」(JCL言語) を...

JapaneseCLanguageを作成・提出した流れ

自分が初めて作った言語です。
C言語ベースだけど日本語でコーディングができるっていう粗品です。
ちなみに拡張子は 「.jc」 です。

.jcは.JapaneseCの略なので別の意味はありません。

これ見てもらった方がわかりやすいです。

ProtoPedia JapaneseCLanguageについて

Google Slide JCL発表スライド

ちなみに言語を作ったって言ったんですけど中身はただのトランスパイルです。

トランスパイルというのは「あるプログラミング言語で書かれたソースコードを、別のプログラミング言語のソースコードに変換すること」です。
つまり、高級言語から高級言語への変換です。

まず、自分は協力者を募りました!
自分合わせて三人を開発することになったのですが自分のマネジメント能力(&賢い頭)がなく的確な指示ができなくて結局自分以外のやる気がなくなってしまいました;_;
(失敗カウント2)

はじめに変換をするプログラムをPythonで作成して、いろんなライブラリを日本語でできるように辞書を書いたり日本語にするための工夫とかしてたまに飽きて気づけば夏休み!
なんとSwift言語が面白くてこのことを忘れてしまい、やる気が出てきた時には時すでに遅し!提出まであと一週間! っと時間をうまく配分してなかったせいでギリギリに、
(失敗カウント3)

U-22の過去の優勝者動画を見ると「AIを活用できる!」「クラウドできる!」と今更になって傾向を確認して、謎に自信がある俺は「AI?クラウド?いけるっしょー!Copilotくん一緒にがんばろーね!」といき込んでました。実際にやってみると過去にやったことのあることをやったりAIがいたため苦労はしなかったです!
ここまでやってしまったので自分は「いやぁーこんな多機能だし!優勝待ったなし!」と言ってました。
(失敗カウント4)

提出期限まであと2日
ここで何が必要でどんな情報を書けばいいのかを確認したんですが、俺は「なんだー書くだけじゃん余裕ぅ🎵」と思ったので「明日やるかー今日バイク乗りたいし」ということで提出ギリギリで出そうとしました。
(失敗カウント5)

提出期限まであと16時間
ここでことの重大さに気づいたんです。
「ProtoPedia上での資料の限定公開」,「実際に動いてる様子の動画」,「補足資料」を作ったんです。補足資料と実際に動いてる様子の動画から先に作ったんですけど作ったら意外と時間がかかってしまい...

提出期限まであと3時間
ここでやっと焦った俺はProtePediaでの資料作成と同時並行で動画の声入れをしなければならなかったり、クラウド版での謎のエラー対処をしなければいけなくなりました。
(失敗カウント6)

提出期限まであと10分
なんと!美しくはないものの資料が完成し動画も完成しました。

提出に成功!

メールにエントリー成功メッセージが届きました!やったね俺!よく頑張ったね!

資料提出用のストレージアカウント(ID/PW)を連絡先メールアドレスに通知します。とメールに記載されていたため当時深夜だった俺は安心して眠りにつきました。

まさかのここで大失敗...

金曜日:自分「今日はメール届いてないなー明日か。」
土曜日:自分「今日もメール届いてないなー明日か。」
日曜日:自分「今日もメール届いてないなー明日か。」
月曜日:自分「今日もメール届いてないなー絶対おかしいだろ。」

そうなんです。ストレージアカウントについてのメールが届かなかった んです。
自分はお問合せをして確認をしたら「送信はしています。念の為再送信いたします。」と返事が。

あれー?と思いふとメールの「迷惑メール」に目が行きました。
いつもU-22関係のメールは迷惑メールに飛ばされないため「そんなことはないだろぉ笑」と思い開いてみました。

二件のメールが...

【U-22】ストレージアカウントについて 8/30
【U-22】再送 ストレージアカウントについて 9/4

(失敗カウント 999+)
ここで俺は血の気が引きました。
開いて確認するとしっかりアカウントについて記載されていて急いでストレージにぶち込みました。

遅れ提出は審査に影響するとお知らせされたため結果は絶望的だと自分は理解しました。

審査結果

結果 : 事前審査落ち

うーん。分かってはいましたけど現実は残酷です。
分かってはいたんです!でも期待してしまったー;_;
ここまでギリギリになるまで頑張りましたが最後の大やらかしにより落ちてしまいました。

反省

初めてのコンクールでいい経験になりました。
結構真面目に考えて作った作品で想いのこもってるためかなり悔しかったです。

自分の反省点は以下の通りです。

プロジェクトのスケジュール管理が甘かった
→ 夏休みで一度完全に意識から外れてしまったのが致命傷。

提出物に必要な物の確認を“提出直前”までしていなかった
→ 提出条件の把握を早めにやっておけば焦らず作れたはず。

チームマネジメントが機能しなくなった時点で軌道修正できなかった
→ 他メンバーのモチベ低下を放置して実質ワンオペになった。

「謎の自信」で判断が甘くなった
→ “まあいけるっしょ”精神が後半の破綻につながった。

優勝者の傾向分析をもっと早くやるべきだった
→ コンテストの方向性を後から知って慌てて機能追加する形になった。

提出前日の「明日やるか〜」判断が誤りだった
→ 今見ても絶対ばかな判断だった。

資料作成を甘く見積もっていた
→ 実際はかなり時間がかかり、やりたかったことができなかった。

迷惑メールの確認を習慣化していなかった
→ 本番での“最大のダメージ”になった。

“ギリギリ癖”を自覚しながらコントロールできなかった
→ バイク乗りたい欲 vs 提出の優先順位で負けた...

言い訳と綺麗事になってしまいますが
こういうプロジェクトを立てるのも初めてで何もかも初めてでした。
その中でも完成まで漕ぎ着けたのは俺の中でも褒めたいところです。
これを機会に他のコンクールに出場する予定です。次は絶対こんなミスしないように計画を立ててやるべきだなと思います。あとノリでやらないようにもね?!
自分が一番言いたいのは

プロジェクトは計画的に!

あとこういうのをノリでやらないようにもね?!

あとがき

ここまで見てくれてありがとうございました!
初めてこういうことを書いたので読みづらいところがあったらごめんなさい!
徐々に成長していくので成長をみていってください笑

いやー本当にプロジェクトはノリでやるものじゃないってわかりましたよ。
でもめっちゃいい経験になりました!今では笑い話になってるし大成功だねっ!

JCL言語は誰でも使えるため使ってみてください!
マジで英語でプログラミングされる理由がわかります。
GitHub JapaneseCLanguageポータル

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