2021年11月10日より、Vonage Messages APIのVersion 1.0(以降はv1)がリリースされました。メッセージAPIは現在まだベータ版ですが、v1ではAPIがより簡素化された重要な改善が行われました!また多くの付加価値を提供する新機能が追加されています。
v1の新機能とは?
- より簡素化されたAPIデザイン
v0.1と比較したv1の主な違いは、APIデザインがより簡素化された点です。これは、APIエンドポイントへの呼び出しやWebhookへのコールバックのリクエストデータの構造において一目瞭然な改善点です。以下に、両バージョンでSMSメッセージの送信に必要なデータペイロードの比較を例として挙げます。
v0.1でのSMSメッセージデータペイロード例:
{
"to": {
"type": "sms",
"number": "447700900000"
},
"from": {
"type": "sms",
"number": "447700900001"
},
"message": {
"content": {
"type": "text",
"text": "Hello From Vonage!"
}
}
}`
v1で上記と同じ構文は以下の通り簡素化を実現:
{
"to": "447700900000",
"from": "447700900001",
"channel": "sms",
"message_type": "text",
"text": "Hello From Vonage!"
}
その他の機能
世界で多くの方が利用しているWhatsAppに対してv1では新機能が追加されました。v0.1では以下の機能に対してのサポートは対応していませんでしたが、v1では実装済みです。
- WhatsAppインタラクティブメッセージのフル機能サポート
- WhatsAppのリプライボタンと、リストメッセージ表示
- WhatsAppのユーザプロファイル名表示
その中でもWhatsAppの新機能である「インタラクティブメッセージ」に対してもv1では利用可能になりました。。この機能では、WhatsAppのチャットにリストメッセージや返信ボタンを実装が可能です。
Ver1への移行方法
すでにMessage API v0.1をお使いで、v1への移行を検討されている方は、移行ガイドに移行上の注意点が記載されていますので参考にして下さい。
また、Message APIのご利用をご検討されている方は、以下の連絡先までご連絡頂ければ日本のVonageテクニカルチームがサポート致します!
参照記事
連絡先
Vonage Japan合同会社
Mail: sales-japan@vonage.com
URL: https://www.vonagebusiness.jp/communications-apis/