Slackは、1日あたり推定1,000万人以上のアクティブユーザーがいる人気のあるコラボレーションツールです。非常に多くの人々がSlackを使用しているため、Vonage VideoをSlackに統合しSlack上でカスタマイズ可能な高品質なビデオエクスペリエンスを提供する事は多くのユーザーの期待に応える事でした。
今回は、SlackにVonageのVideo APIを統合させる方法をご紹介します。
尚、以下の作業を進める前にVonage Video API=TokBoxの登録とSlack上でTokBoxを許可する設定を行なって下さい。
Vonage Videoアプリ(TokBox)は、デフォルトでライブビデオ会議を提供します。
Vonage Video SDKを使用する事で独自ブランドでフル機能のビデオ会議アプリケーションを簡単に実装可能です。Slack上からは1つのコマンドで、Slack上で統合されたVonage Video APIを呼ぶ事が可能で、それによりユーザーはビデオセッションをシームレスに開始できます。
Slack上でのVonageビデオアプリの構成
開始するには、まずはVonageアカウントにサインアップが必要です。これが完了したら、TokBoxを使い、いくつかの簡単なコマンドで会議を作成できるようになります。
次のコマンド/ tokbox
を使用すると、Slack上でアプリを構成できると同時に、ワークスペースのユーザーがVonageでホストされているライブビデオ会議のユニークなリンクを生成できるようになります。
他にも重要で便利なコマンドがありますのでご紹介します。
/tokbox config
Vonage Video=TokBoxのProjectAPIキーとシークレットを設定します。ワークスペースにすでにアプリが構成されている場合は、新しいクレデンシャルで上書きされます。
/tokbox config
現在のプロジェクトAPIキーを表示します。応答は、コマンドを入力したユーザーにのみ表示されます。
/tokbox
新しい会議を作成します。会議のリンクは、ユーザーがコマンドを入力したチャネルに投稿されます。
/tokbox remove
現在のビデオプロジェクトAPIキーとシークレットを削除します。
これで、Slackのワークスペースを離れることなく、カスタマイズされた高品質のVonageビデオ会議とコラボレーションする準備が整いました!
標準で実装されているVideo call機能に問題が発生した時のバックアップとしてご利用される方も多くいます。是非使ってみて下さい。
参照記事
連絡先
Vonage Japan合同会社
Mail: sales-japan@vonage.com
URL: https://www.vonagebusiness.jp/communications-apis/