Arduino純正ではなく、ちょっと「パチモン」くさいモジュールを選んだんですが、それでよかったのかな。
ESP32-C3はちょっとArduino主流から外れているみたいで、更にESP32モジュールの中でも安心感が高そうなXAIOではなく、ESP32-C3 super mini dev kitという、一見すると傍流のモジュールを使って大丈夫なのか?
その答えは、「Wi-FiやBTをとりあえず使えないが」、トータルコストの最小化と開発の自由度という、コストパフォーマンス(コスパ)狙いなら、アリと思われます。ここでは、データ比較に基づき、ちょっと「パチモン」的モジュールが、いかにコスパ満点選択肢であったかを語ってみたいと思います。
第一章:定量データに見る「性能対トータルコスト」の真実
特に、チップ単価、USB有無、実装パッケージという、DIYホビイストにとって重要な使いこなし要素を比較します。
第二章:DIYホビイストの合理的選択:「USBシリアル付き」はありがたい
1. トータルコストの計算:チップ単価+デバッグ環境
チップ単価で見て安価でも、デバッグ環境まで考慮すると話は変わってきます。ATmega/R7FA4M1AB3CFMだとデバッグ用のUSBシリアル変換回路が別途必要になるため、トータルコストと配線工数が確実に増加します。
ESP32-C3 (Super mini/XIAO)だとUSBコネクタ付きです。これにより、配線工数と部品コストが大幅に削減され、デバッグのための手間が激減します。これは、DIYホビイストの求める「開発全体の工数削減」ですね。
2. メモリと速度から得られる「開発の自由度」
メモリーたくさんが欲しいがきっかけでATmega328Pの後継探しが始まりました。RAM 400KB / Flash 4MBは、他のチップの追随を許しません。こんなに安いのに。
ATmega/UNOの時、漢字表示や複雑なMMIを実装しようとしたら、メモリの壁にぶつかり、非生産的なメモリ削減スケッチ変更とデバッグに膨大な時間を費やしていました。
ESP32-C3の潤沢なメモリのおかげで、ライブラリーをいっぱい抱えても大丈夫、「やりたいこと」を即座に実現できる自由が手に入りました。以前には「ライブラリーやめ自前コードにする」とか、F()とかでRAM消費減らしたり、メモリ減らしの設計工数が余分にかけていましたが、それをゼロにできることは、最大のメリットですね。
結論:ちょっと?モジュールを選ぶのは、妥協ではない。デファクトローコストの源泉。
無名メーカ製ESP32-C3 Super miniを選ぶのは、裏では、深セン華強北(ホアチャンベイ)パワーがDIYホビイストにとって、強い味方になってくれると思うからです。でも、こうした部品の調達は自己責任ですので、良く販売店の情報など観測し、真正ジャンクを買わないようにしましょう。心配な時には販売店にフェイント問い合わせなどしてけん制してから始めるのもありですね。
おまけ
今回移植で、基板&スケッチ開発試作した具体適用例を紹介させてください。右側がR909-DSP1と言うATmega328P+TA2003+Si5351a+Si4732+LM386構成のエアバンド/FM受信機、左側がR909-DSP4と言うESP32-C3+TA2003+Si5351a+Si4732+TDA2822構成のエアバンド/FM受信機です。
R909-DSP4はまだデバッグ中ですが、漢字表示とリチウムイオン電池で動くのが改良点です。なお、設計、製作情報はブログ紹介とGITHUBにアップロードしております。
シリーズ紹介 https://nobcha23.hatenadiary.com/entry/2025/09/27/211745
R909-DSP4 https://nobcha23.hatenadiary.com/entry/2025/09/23/192947
R909-DSP1 https://nobcha23.hatenadiary.com/entry/2024/09/04/201324
さて、ESP32使いこなし次の目標はサーバとか、デジタル音声ですね。これはC3ではだめだと思うので、S3にしないといけません。


