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誰も知らない、意外なAIの利用規約

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この記事は、OpenAI・Anthropic・Google の利用規約を全文読んで、見つけたものを並べたものです。
全部、公式ページに書いてあることです。原文をそのまま載せて、どの条項のどこかも書いてあります。
筆者は弁護士ではありません。法律の解釈はしません。「公式にこう書いてある」までを書きます。

このレポートで伝えたいこと
たぶんあなたも、
どれかに違反しています。
全部、公式ページに書いてあることです。

規約、読みましたか

僕は、AIの記事を読んでいます。
その数、1000本以上。
そして毎日、AIを使っています。
でも、こう聞かれたら困りました。

「利用規約、読んだことある?」

ありませんでした。
チェックを入れて、次へ進んだだけです。
たぶん、あなたも同じだと思います。
だから、全部読みました。
OpenAI。Anthropic。Google。
3社の公式ページを、原文で。
そして、31個見つけました。

読んだのは、この3つです

1. OpenAI「利用規約」(日本語版)
2026年1月1日発効の版
大見出しは14個。「登録及びアクセス」から「一般条項」まで全部。
openai.com/ja-JP/policies/row-terms-of-use/

2. Anthropic「消費者向け利用規約」
番号付きの13条。第1条「当社について」から第13条「紛争が起きた場合」まで。
**公式ページは英語しかありません。**このレポートの日本語は、僕が訳したものです。
**本文に発効日の記載はありません。**2026年10月20日に読んだ内容です。
anthropic.com/legal/consumer-terms

3. Google「生成 AI の使用禁止に関するポリシー」(日本語版)
最終更新 2024年12月17日の版
4つのカテゴリに分かれた禁止事項の一覧。
policies.google.com/terms/generative-ai/use-policy

そして、31個すべてに根拠を付けました。
どの会社の、どの文書の、どの条項のどこに書いてあるか。
版の日付も入れてあります。
だから、自分で開いて確かめられます。
「AIがそう言っていた」ではありません。

先に、正直に書きます。
僕は弁護士ではありません。
だから、このレポートで法律の解釈はしません。
やるのは1つだけです。
会社が公式ページに書いていることを、そのまま並べる。
そのあとに、どういう意味かを書き足す。
そしてどこに書いてあるかを、全部示す。
それ以上のことは書きません。

あと、どの会社からもお金はもらっていません。
自分で払って、自分で使っています。

まず、これを読んでください

31個の中で、いちばん驚いたものを最初に出します。
会社のメールアドレスで、AIに登録している人。
あなたのことです。

01 会社のメールで登録すると、管理者に見られる
OpenAI 利用規約「企業のドメイン」より
組織(雇用主など)が所有するメールアドレスを使用してアカウントを作成した場合、そのアカウントは組織のビジネスアカウントに追加される場合があります。(中略)アカウントが移行されると、組織の管理者は、本コンテンツへのアクセスや、当該アカウントへのお客様のアクセスの制限又は削除などを含み、お客様のアカウントを管理できるようになります。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>「企業のドメイン」

言い換えます。
会社のメールで登録した。
すると、あなたのアカウントが会社のものに移される場合がある。
そして会社の管理者は、

あなたが打ち込んだチャットの中身を見られる。****

転職の相談をしたかもしれません。
上司の愚痴を書いたかもしれません。
全部、見られる可能性があります。

ここが大事なところです。
これは違反ではありません。
会社のメールで登録することは、禁止されていません。
でも見られる。
規約に、そう書いてあります。

ここから10個、並べます

先に言っておきます。
ここから出す10個は、たぶん
「まあ、そうだろうな」
と思うものです。
驚くものは、ほとんど後ろに回しました。
それでも、原文を見ると書き方がきついので、
自分が当てはまっていないか見てください。


この記事は、有料レポートの無料部分です。
ここから先の20個(裁判を起こす権利、使ってはいけない7つの分野、顔や声の同意、年齢の決まりの違いなど)は、noteにまとめています。
https://note.com/nextsurvive/n/n5a4ec61c719d


02 アカウントの共有は、はっきり禁止
OpenAI 利用規約より
お客様は、アカウントの認証情報を他人と共有したり、アカウントを他人に利用可能にしたりしてはなりません。また、お客様はご自身のアカウントで発生するすべての活動に責任を負います。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「登録及びアクセス」
Anthropic「消費者向け利用規約」(公式は英語のみ/発効日の記載なし/2026年10月20日に確認)> 第2条「アカウントの作成と利用」

家族と1つのアカウントを使っている。
職場で先輩のアカウントを借りている。
どちらも、規約に反します。
Anthropicも同じで、APIキーの共有も禁止と書いています。

03 何もしないと、学習に使われる
OpenAI 利用規約「使用停止(オプトアウト)」より
当社モデルの学習にお客様の本コンテンツを使用することを望まない場合、この記事の手順に従って使用停止を要求できます。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「コンテンツ情報」>「使用停止(オプトアウト)」

読み方に気をつけてください。
「望まない場合は、要求できます」。
つまり、何もしなければ使われます。
止めたい人が、自分で止めに行く形です。

04 出力を使って、別のAIを作ってはいけない
OpenAI 利用規約「禁止事項」より
アウトプットを使用して、OpenAI と競合するモデルを開発すること。
Anthropic 消費者向け利用規約より(公式ページは英語のみ。日本語は僕の訳です)
当社のサービスと競合する製品またはサービスを開発すること。これには、人工知能または機械学習のアルゴリズムやモデルを開発または学習させること、および本サービスを転売することが含まれます。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>禁止事項
Anthropic「消費者向け利用規約」(公式は英語のみ/発効日の記載なし/2026年10月20日に確認)> 第3条「本サービスの利用」

Anthropicは、もう1つ足しています。
サービスの転売も禁止です。
AIの答えをそのまま売る商売は、ここに当たります。

05 自動で集めるのは禁止
OpenAI 利用規約「禁止事項」より
データ又はアウトプットを自動又はプログラムにより引き出すこと。
Anthropic 消費者向け利用規約より(公式ページは英語のみ。日本語は僕の訳です)
本規約で認められている場合を除き、当社のサービスからデータまたは情報を巡回して集める、抜き出す、その他の方法で採取すること。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>禁止事項
Anthropic「消費者向け利用規約」(公式は英語のみ/発効日の記載なし/2026年10月20日に確認)> 第3条「本サービスの利用」

画面を自動で操作して、答えを集める。
これは、両社とも禁止しています。

06 中身を調べようとしてはいけない
OpenAI 利用規約「禁止事項」より
当社モデル、アルゴリズム、又はシステムを含む、本サービスのソースコード又は基礎となるコンポーネントの発見、リバースエンジニアリング、逆コンパイルについて試みたり、他者を支援したりすること。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>禁止事項

「どういう仕組みか調べる」だけでも、ここに当たります。
他の人を手伝うのもダメ、と書いてあります。

07 サービスそのものを売ってはいけない
OpenAI 利用規約「禁止事項」より
当社の本サービスを変更、コピー、リース、販売、又は配布すること。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>禁止事項

「リース」も入っています。
自分のアカウントを貸して使わせる形も、ここに当たります。

08 回数制限や、安全の仕組みを回避してはいけない
OpenAI 利用規約「禁止事項」より
レート制限や規制を回避したり、当社が本サービスに実装させている保護措置や安全管理上の緩和対策を迂回したりするなど、本サービスを妨害又は中断させること。
Google 生成AIの使用禁止ポリシーより
不正使用対策や保護フィルタを回避する(たとえば、ポリシーに違反するようにモデルを操作する)。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>禁止事項
Google「生成 AI の使用禁止に関するポリシー」(最終更新 2024年12月17日)> カテゴリ2(セキュリティ侵害)項目3

上限に当たったので、別のアカウントで続ける。
これは「回避」に当たります。
後半は、いわゆる脱獄のことです。
「こう言えば答えてくれる」という抜け道のことです。

09 他人の権利を侵してはいけない
OpenAI 利用規約「禁止事項」より
他者の権利を侵害、流用、またはこれに違反する方法で本サービスを利用すること。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>禁止事項

これは、当たり前に見えます。
ただGoogleは、もっと具体的に書いています。
そこがかなり意外だったので、有料部分に回しました。

10 法律に違反する使い方は、当然ダメ
Anthropic 消費者向け利用規約より(公式ページは英語のみ。日本語は僕の訳です)
適用される法令に違反するいかなる方法でも、使用してはなりません。これには、米国その他の国との間でのデータまたはソフトウェアの輸出入に関する法律が含まれますが、これに限りません。
根拠 ―― Anthropic「消費者向け利用規約」(公式は英語のみ/発効日の記載なし/2026年10月20日に確認)> 第3条「本サービスの利用」

Anthropicは、禁止事項の1番目にこれを置いています。
そしてデータの輸出入の法律を名指ししています。
海外に情報を出す仕事では、効いてきます。

11 規約を守ることが、使っていい条件
OpenAI 利用規約「利用可能な事項」より
お客様は、本利用規約を遵守することを条件として、当社の本サービスにアクセスし、利用することができます。
根拠 ―― OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効)> 「当社の本サービスの利用」>「利用可能な事項」

無料部分の最後に、これを置きます。
「条件として」と書かれています。
規約を守ることが、使っていい条件です。
守らなければ、条件を満たしていないことになります。

このまま使い続けると、起きること

とくに③が、やっかいなところです。
規約違反でアカウントが止まると、
そこに入れた過去のやりとりも、一緒に消えます。
この3つは、全部先に知っていれば防げます。
知らないと、防げません。
それだけの話です。

驚くものは、全部こちらに入れました

ここまでで11個出しました。
残り20個が、有料部分にあります。
並べ方を、はっきり分けました。
無料部分は、知っていそうなもの。
有料部分は、知らなかったと思うもの。
20個、全部こちらに入れています。

有料部分に入っているもの(一部)

  • 裁判を起こす権利の話
  • 使ってはいけない場面が、7つ決まっている話
  • 年齢の決まりが、会社ごとに違う話
  • あなたが無料で渡しているものの話
  • 顔写真をAIに入れる前に必要なものの話
  • 会社で使う人にだけ、重い条件がある話

こういう人におすすめです

  • AIを毎日使っている
  • 仕事でAIを使っている
  • 会社でAIの導入を決める立場にいる
  • AIで作ったものを出している
  • 規約を一度も読んだことがない
  • 自分が違反していないか確かめたい

こういう形で、答えが出ます

有料部分には、こういう表が入っています。
自分に当てはまる行を探すだけで、危ないかどうかが分かります。

※ 1行だけ、先に出しておきます。残り7行は有料部分にあります。

正直に言います
ここから先を、買って読んでください。
ここまでに書いたのは、11個です。
続きに書いているのは、残り20個です。
このレポートを書くために、僕がやったことを書きます。
・OpenAI の利用規約を全文読みました(2026年1月1日発効の版)
・Anthropic の利用規約を英語の原文で読みました(全13条)
・Google の使用禁止ポリシーを読みました(2024年12月17日最終更新)
・そこから31個を抜き出して、全部に説明を付けました
・そして31個すべてに「どの条項のどこか」を書きました
この最後の1つに、いちばん時間がかかりました。
原文を貼るだけなら、誰でもできます。
でも「どこに書いてあるか」がないと、確かめられません。
確かめられないものは、人に見せられません。
全部で、だいぶ時間がかかりました。
同じことを自分でやるか、1,980円で済ませるか。
それだけの話です。
値段は1,980円です。
有料部分の1つ目は、「あなたは裁判を起こす権利を失っているかもしれない」という話です。
これも、公式ページに書いてあります。
そして取り戻す方法も、書いてあります。
そして、もう仕事で使っている人へ。
いまの使い方が危ないかどうかは、5分で確認できます。
続きは、下のリンクから読めます。



Next Survive AI Future では、毎週レポートを出しています。
事実 → 分析 → 予測 → 今日からできること。この順番で書いています。

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